調整マネージャの実行

[調整マネージャ (RCM)] を使用して、2 つの取引セットを調整または照合します。2 つの取引セットは、同じビジネスユニットのものでも、異なるビジネスユニットのものでも構いません。複数のデータベースを使用している場合は、異なる SunSystems データベースの取引を調整できます。複数の調整マネージャプロファイルを、同じビジネスユニット内の異なるユーザー、または異なるビジネスユニットの異なるユーザーが同時に実行することができます。ただし、同じビジネスユニット内で同じ取引情報を調整することはできないため、調整プロファイルと調整勘定に同じ情報が含まれていないことを確認してください。調整を実行する前に、次の準備が必要です。

調整の実行には、次の手順が必要です。

  1. [調整マネージャ (RCM)] を選択します。
  2. [調整 - 選択] フォームに調整必要条件を入力して [OK] をクリックします。「調整対象の取引を選択する」を参照してください。
  3. [アクション] メニューから [抽出] を選択して取引を抽出し、[調整] フォームに表示します。「調整の取引一覧」を参照してください。
  4. 必要に応じて、ウィンドウのグリッド内で取引を並べ替えることができます。
  5. 自動調整を実行するには、[アクション] メニューから [自動調整] を選択します。照合基準に一致する各セット内のすべての取引に、[完全調整] ボックスが自動的に設定されます。
    どちらかのグリッドに重複取引があると、調整プロファイルで [金額統合] オプションが設定されている場合以外は、調整処理で重複取引が無視されます。重複取引があるとメッセージが表示され、[重複] ボックスで識別されます。
  6. [アクション] メニューから [検索] を選択して、取引を検索します。「調整マネージャで取引を検索する」を参照してください。
  7. 取引を手動で調整する場合は、取引を調整するときは各取引セット内の取引の左側にある [完全調整] チェックボックスをオンにし、調整を解除するときはチェックボックスをオフにします。
    [完全調整] チェックボックスをオンにすると、調整で取引がただちに選択されません (オフにすると選択されます)。選択内容が反映されているか確認するには、いずれかのグリッドで別の取引をクリックし、フォーム上部に表示される合計金額が選択内容に応じて調整されることを確認してください。
  8. 取引の一部だけを調整するには、調整マネージャで取引を分割するを参照してください。
  9. 取引を生成するには、「調整マネージャで取引を生成する」を参照してださい。
  10. 取引グリッドの内容を印刷するには、[アクション] メニューから [レポート] を選択します。調整済取引についてレポートするを参照してください。
  11. [アクション]メニューから [転記] を選択して、調整結果を保存します。
    調整済取引 (フォームの上部に表示される合計調整) が同じであれば、取引は [元帳インポート] に渡されて、妥当性検査と転記が行われます。

    妥当性検査の警告が確認されると、 [元帳インポート妥当性検査レポート] を印刷するか、転記処理を継続するかを選択できます。エラーが見つかると、 [元帳インポート妥当性検査レポート] が生成され、転記処理が停止します。元帳インポート妥当性検査結果についてを参照してください。

    手動または自動で取引を調整する前に [非表示] アクションを選択すると、調整済取引はリストから自動的に除外されます。[アクション] メニューから [表示] を選択して再び表示できます。