分析コードの入力

静的エンティティに分析コードを入力する

勘定科目や資産などの分析可能な静的データを作成するときに、必要な分析要素コードの入力を求められます。[照会] ボタンを使用して、各要素の使用可能なコードの一覧を表示できます。

入力を求められる分析コードは、分析構成設定 (ANS) で定義します。

取引に分析コードを入力する

たとえば元帳入力 (LEN) を使用して分析可能な取引タイプを入力するときに、必要な分析要素の入力を求められます。[照会] ボタンを使用してコードを選択できます。

必要な分析要素は、分析構成設定 (ANS) を使用して分析可能なエンティティに割り当てられた分析要素によって決まります。元帳取引に関しては、分析要素は次の内容によっても決まります。

  • 仕訳タイプによって指定された、転記している取引のタイプ
  • 転記先の勘定科目

仕訳タイプ (JNT) を使用して、特定のタイプの仕訳入力に必要な分析要素を指定したり、元帳入力フォームで表示される順序を指定したりできます。

勘定科目表 (COA) を使用して、特定の勘定科目に必要な分析要素を指定できます。勘定科目表の設定によって、仕訳タイプの選択内容が上書きされます。

妥当性検査せずにコードを入力する

分析要素の作成時に、取引で分析コードを入力する際に分析要素に対する分析コードを妥当性検査しないように設定できます。これにより、定義されていない分析コードを記録することができます。たとえば参照コードやポリシー番号を記録する場合などです。このオプションは、常に妥当性が検査される分析テーブルを使用している場合は使用できません。

分析コードを修正する

静的データエンティティに入力した分析コードは、静的データの分析コードを更新するだけで、いつでも簡単に修正できます。たとえば、元帳勘定科目の分析コードを修正するには、勘定科目表 (COA) を使用します。ただし、このような修正を行うと、以前の会計期に関するレポートの結果が異なってくる可能性があります。

分析要素 (AND) で分析要素に対して [個別消込みで修正] フラグが設定されている場合は、個別消込み (ACA) を使用して元帳取引に入力された分析コードを修正できます。分析コードを編集できるユーザーをセキュリティコンソールまたはユーザーマネージャで定義できます。

注: 完了した受発注処理取引の分析コードは修正できません。