オンライン消込み

[オンライン消込み] タブのプロパティは、この仕訳タイプを使って入力され、元帳入力処理の際に消込みが行われる取引に適用されます。これらのプロパティで、消込み処理を調整します。

  1. [仕訳タイプ (JNT)] の [オンライン消込み] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。
    取引順序

    これは、 [個別消込み (ACA)] またはオンライン消込みで、取引を表示する標準の順序です。未消込み取引が表示される順序は重要であり、一致する取引を選択する際にかかる時間を短縮するのに役立ちます。次の順序を使用できます。

    • 転記会計期
    • 取引日
    • 期日
    • 取引参照
    • 基本値 - 貸借マーカーに関係なく、基本金額による順序を使用します。
    • 取引値 - 貸借マーカーに関係なく、取引金額による順序を使用します。
    仕入割引勘定科目

    債務勘定科目で生成される割引や、両建勘定科目の借方取引で生成される割引に使用します。クローズされている勘定科目やメモ勘定科目を選択することはできません。

    売上割引勘定科目

    債権勘定科目で生成される割引や、両建勘定科目の貸方取引で生成される割引に使用します。クローズされている勘定科目やメモ勘定科目を選択することはできません。

    許容差

    割引を計算する際に適用する許容率です。これを指定しないと、許容値が許可されません。この許容率によって、許可される割引率と、適用された割引率の間の、許容可能な差異が決まります。差異は、この許容率以内の場合、追加の調整割引として帳簿から消去されます。

    勘定科目の同意済みの割引率は、仕入先または顧客への請求に適用する決済条件によって決まります。

    許容金額

    許可される割引金額と、取得した割引金額の許容可能な差異です。差異は、この許容金額以内の場合、追加の調整割引として帳簿から消去されます。

    注: 許容率と許容金額の両方を入力する場合、差異が許容されるには、両方の基準を満たしている必要があります。つまり、許容率の範囲内にあっても許容金額を超える割引は、許可されません。
    割引許容日数

    割引の適用時に許可される許容日数です。請求書日付から 15 日以内に支払を受領する場合に割引を許可するという決済条件の場合は、ここで入力する許容日数が割引期日に追加され、この期間だけ延長されます。たとえば、ここで 2 日間と入力すると、請求書日付から 17 日以内に支払われる場合に、割引が許可されます。

  3. 変更内容を保存します。