ビジネスユニットの同期

システムでビジネスユニットグループが検出され、ドメインに不整合がある場合は、ビジネスユニットを同期する必要があります。次の状況で同期が必要になります:

  • ビジネスユニットグループのデータベースとは別に、他のシステムからドメインデータベースが復元またはコピーされた場合。
  • ドメインデータベースとは別に、他のシステムからビジネスユニットグループのデータベースが復元またはコピーされた場合。
  • ビジネスユニットがストアにパックされた場合。

ドメインデータベースとビジネスユニットグループデータベースの両方が共通のデータセットから同じタイムスタンプで復元された場合はシステムでこれが認識され、同期は必要ありません。

パックストアからデータをコピーする前に、ビジネスユニットデータに格納されているドメインデータへの参照がドメインデータベースに存在するように、同期を実行する必要があります。

ビジネスユニットを同期するには:

  1. ビジネスユニット管理 (BUA) でビジネスユニットまたはビジネスユニットグループを選択し、[アクション] > [同期] を選択します。
    グループが選択されていて、未解決の問題がない場合は、グループ内のすべてのビジネスユニットに「同期済」のマークが付けられます。
    [同期概要] フォームが表示され、状況が 「妥当性検査待ち」 になります。妥当性検査対象のオブジェクトがテーブルにリストされます。次の列があります:
    オブジェクト
    妥当性検査対象のオブジェクト名
    合計
    オブジェクトの合計レコード数
    予約済
    システムによって予約されていて変更できないレコードの数
    無視
    無視されたレコードの数 (他のビジネスユニットで使用されているレコードなど)
    元で作成
    ソースビジネスユニットで作成されたレコードの数
    既存にマップ
    既存オブジェクトにマップされているレコード数
    新しい名前にマップ
    新規レコードにマップされるレコード数
    対象で使用
    対象ビジネスユニットで使用されているレコードの数
    対象上書き
    対象ビジネスユニットで上書きされたレコードの数
    対象更新
    更新されたレコードの数
    未解決
    解決する必要がある未解決レコードの数
    結果
    オブジェクトの妥当性検査に 「成功」「解決」「失敗」 したのか、妥当性検査が必要なのかどうかを示します。
  2. [妥当性検査] を選択します。
    状況が 「妥当性検査中」 になります。
    妥当性検査が完了すると、ヘッダーの状況が次のいずれかになります:
    • 「同期待ち」 - オブジェクトの妥当性検査結果に [解決済] オブジェクトがあり、[失敗] オブジェクトがない場合。[同期] が有効になります。
    • 「妥当性検査失敗」 - [失敗] オブジェクトがある場合、[同期] が無効になります。
  3. オプションで、[解決] をクリックして [同期解決] 画面を表示できます。
  4. すべての項目で問題が解決したら [同期] をクリックします。
    同期では最終の妥当性検査が行われ、ドメインおよびソースビジネスユニットでデータが作成または更新されます。
    ビジネスユニットコピーから同期を開始した場合は、書類書式を再マップするオプションがあります。[新規作成]、[既存にマップ]、[対象更新]、[無視] のいずれかを選択してビジネスユニットコピーを続行します。