ビジネスユニットのコピー

ビジネスユニット管理 (BUA) で、既存のビジネスユニットの設定情報やデータベーステーブルを他のビジネスユニットにコピーできます。コピー先のビジネスユニットを作成していない場合は、「ビジネスユニット設定に必要な手順」を参照してください。[取引詳細出力抑制] オプションで、静的データだけをコピーするのか、静的データとともに取引テーブルをコピーするのかを指定できます。コピー先のビジネスユニットにデータがある場合は、既存のデータを上書きすることを確認するメッセージが表示されます。

注: この処理で各種権限はコピーされません。

ビジネスユニットをライブビジネスユニットグループにコピーすることもできます。この場合は、参照データがビジネスユニットグループとドメインデータベースで既に最新のものであるため、妥当性検査と同期は必要ありません。

コピーを開始する前に、コピー元と対象のビジネスユニットにログインしているユーザーがいないか確認されます。コピー中は、コピー元または対象のビジネスユニットで機能を実行しようとするユーザーに警告メッセージが表示されます。コピー機能でユーザーのログアウトが確認されるのは、同一データベース内でのビジネスユニットのみです。

注: コピー機能は、データ復元の目的では使用できません。ビジネスユニットコピーの推奨事項を参照してください。
注: これらの機能を複数のセッションで実行しようとすると、インストールを復元できなくなる場合があります。
  1. 次の情報を指定します。
    元ビジネスユニット
    コピー元のビジネスユニットのコードを入力します。業務内容とデータベース構造の両方の点において有効かつ完全なビジネスユニットを指定する必要があります。そうでない場合は、コピーしようとするとランタイムエラーが発生する可能性があります。指定したビジネスユニットが他のデータベースにある場合、 SunSystems の同じバージョンに対応している必要があります。
    元のビジネスユニットグループ
    コピー元のビジネスユニットグループ
    対象ビジネスユニットグループ
    コピー先となるビジネスユニットグループを入力します。
    対象ビジネスユニットコード
    対象となるビジネスユニットのコードを入力します。一部のビジネスユニットコードは制限されています。コードの詳細については、用語集の「ビジネスユニット」を参照してください。
    注: 「ライブ」ビジネスユニットグループから「ストア」にコピーする場合は、コピー元と対象のビジネスユニットコードを同じにすることができます。
    対象ビジネスユニット名
    対象ビジネスユニットの名前を入力します。
    コメント
    ビジネスユニットに関連するメモやコメントを入力できます。これらはビジネスユニット管理履歴レコードに記録されます。
    取引詳細出力抑制
    デフォルトではこのチェックボックスはオンに設定され、業務取引テーブルのコピーが抑制されます。また、このチェックボックスを使用して、ビジネスユニットの静的データの詳細をコピーできます。チェックボックスをオフにすると、すべての取引詳細がコピーされます。対象ビジネスユニットに取引が存在する場合は、取引出力を抑制するを参照してください。
    監査データ保持
    このオプションは、監査データを保持する必要がある場合に選択します。
  2. 変更内容を保存します。