ビジネスユニットコピーに関する推奨事項

このトピックではビジネスユニットコピーに関する推奨事項を説明します。

注: ビジネスユニットコピーは、データを復元する方法としては使用できません。

ビジネスルール

イベントプロファイルやルールセットなどのビジネスルールは特定のビジネスユニットで動作するものですが、ビジネスユニットコピー機能ではビジネスルールがコピーされません。これは、ビジネスルールがビジネスユニットとは別に定義され、保存されているためです。

ビジネスユニット定義

元のビジネスユニットの販売業務定義、仕入業務定義、在庫業務定義は、別のビジネスユニットを参照することができます。ビジネスユニットコピーが完了した後に、これらの設定を見直して正しいことを確認してください。

標準テキスト

ビジネスユニット間のコピーでは、元のビジネスユニットで参照されている標準テキストが対象ビジネスユニットグループに存在しない場合、標準テキストコードが元から対象のビジネスユニットグループにコピーされます。対象ビジネスユニットグループに標準テキストコードが存在する場合、テキストはコピーされません。

書類書式

ビジネスユニット間のコピーでは、元のビジネスユニットで参照されている標準テキストが対象ビジネスユニットグループに存在しない場合、書類書式が元から対象のビジネスユニットグループにコピーされます。書類書式コードが対象ビジネスユニットグループに存在する場合、コードの詳細はビジネスユニット間でコピーされません。

ドメインテーブルへの参照

ドメインが異なるビジネスユニットグループ間でビジネスユニットをコピーする場合に、元ビジネスユニットで参照されているオペレータコードが対象ビジネスユニットのドメインで存在しない場合は、オペレータを作成する必要があります。オペレータグループとデータアクセスグループでも同様です。元ビジネスユニットに「Andrew Anderson」というオペレータ AAA がいて、対象ビジネスユニットに「Alison Anderson」というオペレータ AAA がいる場合、コピーした後に対象ビジネスユニットではすべて Andrew ではなく Alison が参照されます。データアクセスグループとオペレータグループでも同様です。