ビジネスユニットをオフラインに設定する

[ビジネスユニット管理] では、ビジネスユニットグループまたは個別のビジネスユニットをオフラインに設定できます。オフラインになると、セッションマネージャ、処理レポート、SSC などからビジネスユニットグループまたはビジネスユニットに接続できなくなります。

状況を変更するには、オンラインのビジネスユニットグループまたはビジネスユニットを選択します。[アクション] メニューから [オンライン] を選択します。

この処理では、接続中のユーザーがいないこと、ION と EDM のサービスが停止していることがチェックされます。ビジネスユニットグループまたはビジネスユニットがオフラインになる確認メッセージが表示されます。確認されると、ビジネスユニットグループまたはビジネスユニットがオフラインになり、アクション日時フィールドが更新されます。

選択されたビジネスユニットグループまたはビジネスユニットが既にオフラインの場合またはオフライン処理中の場合は、メッセージが表示されます。続行するには [はい] を選択し、残りのビジネスユニットグループまたはビジネスユニットをオフラインにします。

ビジネスユニットに接続中のユーザーがいる場合はメッセージが表示されます。続行すると、そのユーザーはビジネスユニットの機能にアクセスできなくなり、ビジネスユニットがオフラインになります。ユーザーには、ビジネスユニットがオフラインで処理できないことを示すメッセージが表示されます。ただし、オンラインビジネスユニットに接続していれば、オフラインのビジネスユニット対してもスタンドアロンのレポートを実行できます。

注: ドメインはオフラインにできません。オフラインにできるのはビジネスユニットとビジネスユニットグループのみです。

すべてのビジネスユニットまたはビジネスユニットグループがオフラインの場合は、十分な権限がある場合にのみ SunSystems のビジネスユニット管理にアクセスできます。

標準ビジネスユニットがオフラインの場合は、機能を開くときに別のビジネスユニットを選択するか、ビジネスユニット変更 (CBU) でビジネスユニットを選択する必要があります。オンラインのビジネスユニットのみ選択できます。

ビジネスユニットまたはビジネスユニットグループをオフラインにした後、必要に応じてオンラインに戻すことができます。オンラインに戻すには、オフラインになっているビジネスユニットまたはビジネスユニットグループを選択して [アクション] メニューから [オンライン] を選択します。

ビジネスユニットがコピー処理中の場合は、コピー中のビジネスユニットをオンラインに戻すことができないというメッセージが表示されます。オンラインに戻すには、コピー中のビジネスユニットを選択から除外するか、キャンセルしてビジネスユニットを選択し直します。

処理が完了すると、ビジネスユニットが [オンライン] の状況になります。アクションコードが [オンライン済] になり、アクション日時フィールドが更新されます。

オンラインになると、元のビジネスユニットが同期されていないと、同期が必要であることを示すメッセージが表示されます。

ION が有効にされている場合は次の処理を実行できません。

  • [オフライン] または [オフライン処理中] のビジネスユニットまたはビジネスユニットグループでの標準インポートとエクスポート
  • [オフライン] のビジネスユニットまたはビジネスユニットグループに対する、インボックステーブルまたはプッシュテーブルからのトランザクション
  • [オフライン処理中] のビジネスユニットまたはビジネスユニットグループに対する、インボックステーブルからのトランザクション
  • [オンライン処理中] でパブリッシュフラグが [停止] のビジネスユニットまたはビジネスユニットグループに対する、プッシュテーブルからのトランザクション

ION が有効にされていてプッシュテーブルに未処理行がある場合は、未パブリッシュデータでアクションを行うのかを [ビジネスユニット管理] で確認されます。未処理 ION データをパブリッシュするか、オフライン処理を完全にキャンセルできます。ION データをパブリッシュしないように選択すると、パブリッシュフラグが「停止」になります。

ION が無効の場合は、[オフライン] または [オフライン処理中] のビジネスユニットとビジネスユニットグループで標準インポートまたはエクスポートを処理できません。