実行メニュー

[実行]メニューでは、主にレコードとレコードのコレクションを処理するオプションを提供します。これにはレコードの検索、コレクションへの移動など、レコードに関する機能が含まれます。

このメニューは少なくとも 1 つのフォームが開いている場合にのみ利用できます。

注:  キーボードショートカットは、WinStudio スマートクライアントでのみ機能します。
メニューアイテム 実行 キーボードショートカット
リフレッシュ 現在のフィルタ条件を使用して、選択したコレクションを再表示します。

このオプションは、コレクション内のレコードに加えた変更を全て元に戻し、フィールドを元の値に復元します。削除のマークが付いたレコードは全てマークが外され、元の値に戻ります。

複数のコレクションが表示されている場合、間違ったコレクションやサブコレクションが更新されないように、このオプションを選択する前に、リフレッシュ対象のコレクションまたはサブコレクションにカーソルがフォーカスされていることを確認してください。

F5
カレントをリフレッシュ 選択したレコードを再表示し、フィールドを元の値に戻します。

間違ったレコードをリフレッシュしないように、このオプションを選択する前に、リフレッシュ対象のレコードにカーソルのフォーカスがあることを確認してください。

Ctrl + F5
フィルタ サブメニューのオプションを使用して、レコードのコレクションをフィルタします。

オプションの説明については、フィルタメニューテーブルを参照してください。

フィルタメニューを参照してください。
次へ 現在のコレクションの次のレコードにフォーカスを移動します。 F8
現在のコレクションの前のレコードにフォーカスを移動します。 F7
最初へ 現在のコレクションの最初のレコードにフォーカスを移動します。 N/A
最後へ 現在のコレクションの最後のレコードにフォーカスを移動します。 N/A
行を増やす コレクション内のレコードの次のセット(「バンチ」)を取得します。

バンチのサイズは、データレコードの最大数の設定により決まります。

Ctrl + M
新規 現在選択しているレコードの下に、新規の空白レコードを作成します。

詳細は「レコードの追加」を参照してください。

Ctrl + N
コピー 現在のレコードのコピーを作成して、そのレコードのすぐ下に挿入します。新しいレコードとしてマークします。 N/A
保存 フォームを閉じずに現在のコレクションに対する変更内容を全て保存します。削除のマークが付いたレコードは全て完全に削除され、コレクションから削除されます。 Ctrl + S
カレントを保存 現在選択されているレコードに行われた変更内容だけを保存します。レコードに削除のマークが付いていると、そのレコードを完全に削除し、コレクションから削除します。 N/A
削除 選択したレコードを削除対象としてマークします。

フォームを保存するか現在のレコードを保存するまで、レコードは実際には削除されず、データベースから削除されないことに注意してください。

Ctrl + D
確認 現在選択されているレコードの全てのフィールドを確認して、有効な値が含まれることを確認します。

無効な値が見つかると、どのフィールドにエラーが含まれるかを示すメッセージが表示され、行ラベルにエラー指標が表示されます。

すべての値が有効であることが確認できると、行ラベルにエラー指標は表示されなくなります。

N/A
全てに対する注記 [クラス注記] フォームが開きます。ここから、レコードのコレクション全体に関連する注記の表示、添付、添付解除をすることができます。

詳細については、「注記の使用」を参照してください。

N/A
カレントの文書 [添付文書] フォームを開き、現在のレコードのファイル添付を表示、添付、添付解除できます。

詳細は「ファイル添付の処理」を参照してください。

 
カレントに対する注記 [オブジェクト注記] フォームが開きます。これを使用して現在のレコードの注記を表示、作成、添付、添付解除できます。

詳細については、「注記の使用」を参照してください。

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グラフ [グラフコレクション] ウィザードの最初のページが開きます。これを使用して現在のコレクションのデータを基にグラフを作成できます。

詳細は「コレクションからのグラフの作成と書式設定」を参照してください。

N/A
Excel へ 現在のコレクションからエクスポートされたデータを含む、Microsoft Excel ワークシート(または他のアプリケーションで .csv ファイル)が開きます。

詳細は「コレクションの Microsoft Excel への保存」を参照してください。

N/A
フォーム DataView カレントデータコレクション内のデータを [DataView フォーム結果] フォームに表示される DataView へ送信します。

詳細は「DataView について」を参照してください。

N/A
イベント状況の表示 InWorkflow プロパティが「1」に設定されているコレクションに対して [イベント状況] フォームを開きます。

InWorkflow プロパティは、[保留]オプションが有効になっているオブジェクトの更新または削除に対してイベントハンドラが実行されたときに、設定されます。

N/A
オプションの取得 (一部のレポート、処理、およびユーティリティのフォームでのみ使用可) [オプションの取得] ダイアログボックスが開きます。レコード検索用に保存された一連の基準をそのフォームに適用できます。

たとえば、毎日実行する特定のレポートがある場合、レコード検索には同じ基準が使用されます。レポートを実行するたびに同じ基準を設定する必要はなく、一度基準を設定したら、実行前にそのオプションを保存しておくことができます([オプションの保存] メニューオプションを参照)。

このため、次にレポートを実行するときは、このオプションを使用して同じ検索基準セットをそのフォームに適用できます。

N/A
オプションの保存 (一部のレポート、処理、およびユーティリティのフォームでのみ使用可) [オプションの保存] ダイアログボックスが開き、一連の検索または検索基準を保存できます。

たとえば、毎日実行する特定のレポートがある場合、レコード検索には同じ基準が使用されます。レポートを実行するたびに同じ基準を設定する必要はなく、一度その基準を設定すると実行前にそのオプションを選択できます。

その後、適用するには、 [オプションの取得] オプションを使用します。

N/A
バックグラウンド (一部のレポート、処理、およびユーティリティのフォームでのみ使用可) [バックグラウンドキュー] ダイアログボックスが開きます。これを使用してレポート、処理、またはユーティリティを自動的に実行するようにスケジュールできます。

たとえば、毎日実行する特定のレポートがある場合、レコード検索には同じ基準が使用されます。毎日手動でレポートを実行する必要はなく、このオプションを使用して、指定した時間に自動的にレポートを実行するようにスケジュールできます。

詳細は「バックグラウンドキュー」を参照してください。

N/A
使用先 (特定のグリッドフォームでのみ使用可) グリッドフォームからの特定の値がシステムの他の場所で使用されていることを示す、リンクされた [使用先] フォームが開きます。 N/A
金額の表示 (いくつかのユーティリティでのみ利用可能)選択した請求書の合計金額を表示するレポートプレビューを生成します。 N/A
Workflow の表示 [マイワークフロー] フォームを開くと、保存したワークフローの作成と編集ができます。

詳細は「ウィザードでのワークフローの作成」を参照してください。

N/A
新規ワークフロー [新規ワークフロー] フォームを開くと、シンプルな通知ワークフローの作成ができます。

詳細は「ウィザードでのワークフローの作成」を参照してください。

N/A

[実行 > フィルタ] サブメニュー

[実行] メニューの [フィルタ] オプションには、以下のサブメニューオプションが含まれます。

フィルタサブメニュー 実行 キーボードショートカット
クエリを使ったフィルタ 現在のマルチビューフォームに関連するクエリフォームが開き、フォームに対して高度な検索を実行できます。

詳細は「照会フォームを使用したレコードの検索」を参照してください。

Ctrl + Q
フィルタの設定 コレクションが表示されているときに、このオプションを使用してフォームをクリアすると、新しい検索条件を定義できます。

詳細は「フィルタを使用したレコードの検索」を参照してください。

F4
フィルタの実行 コレクションがフォームに表示されていないときに、このオプションを使用して、指定したフィルタ条件に基づいて検索を開始します。指定された基準と一致するレコードを現在のコレクションとして表示します。

詳細は「フィルタを使用したレコードの検索」を参照してください。

F4
フィルタの解除 コレクションが表示されていないときには、このオプションによってフォームがフィルタモードに設定されます。実際には、実行中のフォームが表示されますが、コレクションは表示されません。

コレクションが表示されているときに[フィルタの設定] (F4) オプションを使用してフォームをクリアすると、直前に表示されていたコレクションがこのオプションによって返されます。この場合、データベースは再度照会されません。

F3
フィルタのクリア 新しい検索条件を設定するときに、このオプションを使用して入力済みのフィルタ条件をクリアすると、最初から設定し直すことができます。

コレクションが表示されているときに[フィルタの設定] (F4) オプションを使用してフォームをクリアすると、直前の検索で使用されたフィルタ条件がデフォルトで表示されます。このオプションでは全てのフィルタ条件がクリアされるため、新しいフィルタ条件を設定できるようになります。

F5
保存されたフィルタを実行 [フィルタの選択] ダイアログボックスが開きます。保存されたフィルタを選択して現在のフォームに適用できます。

フィルタの保存とその使用に関する詳細は、「フィルタについて」を参照してください。

N/A
オープン (クエリフォームでのみ使用可) [フィルタの選択] ダイアログボックスが開き、ここでオープンするフィルタを選択できます。フィルタは、「開く」ときに保存された検索基準でクエリフォームを作成します。

開いた後は、検索基準を変更して再保存できます。同じ名前で古い基準を上書き保存するか、または新しいフィルタとして保存するか、いずれかの方法を使用します。

N/A
保存 (クエリフォームでのみ使用可) [フィルタ名の指定] ダイアログボックスが開きます。ここで、保存するフィルタに名前を指定します。 N/A
削除 (クエリフォームでのみ使用可) [フィルタの選択] ダイアログボックスが開き、削除するフィルタを選択できます。 N/A
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