フィルタについて

レコードまたはコレクションを使用するには、まずそれをデータベースから取得して、フォームで表示する必要があります。取得するレコードを指定する基準は、フィルタ条件と呼ばれます。

システムには、フィルタ条件を使用する複数の異なる方法が用意され、実際に必要とするレコードおよびコレクションだけを検索する場合に役立ちます。

  • フォームを開いたときにレコードが自動的に表示される場合、フォームに永久に添付されたフィルタの結果が表示され、フォームを開くたびに特定のレコードが選択されます。
  • フィルタ」を使用してレコードを検索する場合は、選択したフィールドに検索条件を入力して一時フィルタを作成します。フィルタモードで使用したフィルタ条件は保存できません。
  • 照会フォーム」を使用してレコードを検索する場合は、取得するレコードを識別する条件を照会フォームに入力してフィルタを作成します。
  • これが繰り返し同一の検索条件で実行する検索である場合は、照会フォームで入力した条件を保存して、ユーザ自身の「保存したフィルタ」を作成できます。この保存したフィルタは後で使用できるので、検索条件を毎回再入力する必要がありません。
  • 照会フォームから、保存したフィルタを「コピー」または「削除」することも可能です。フィルタをコピーすれば、そのフィルタを変更して再保存でき、最初から開始しなくても済みます。
  • 行権限」フォームから、ユーザがログインに使用したユーザ ID に基づいて、特定のデータだけをユーザに表示するように IDO のフィルタを設定できます。たとえば販売担当者ユーザが自分の機会だけを表示して、他の販売担当者の機会は表示できないようにするフィルタを作成できます。または、ポータルからこのアプリケーションにログインする顧客に表示する情報を、そのオーダに関するものだけに限定するフィルタを作成できます。

フォームで現在どのフィルタが使用されているかを確認するには、フォームを表示してから、[ヘルプ > このフォームについて] を選択します。

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