ビジネスユニット設定 - 値 1
値 1 のプロパティでは、各取引で保持される 4 つの通貨値のうち最初の通貨値を定義します。これは基本通貨であり、帳簿通貨とも呼ばれ、ビジネスユニットで使用される固定通貨です。これは各取引でただ 1 つ必須の通貨値であり、通常はビジネスユニットの拠点となる国の通貨です。
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[全般] で次の情報を入力します:
- 基本通貨名
- 基本通貨を識別する名前
注: 入力した詳細に基づいて、 [ジネスユニット作成] フォームが表示されます。
- 基本通貨
- ビジネスユニットの基本通貨の通貨コード。基本通貨値は、システムに入力されるすべての取引に必要です。
注: 通貨コード (CNC) でこの通貨が定義されていない場合は自動的に追加されます。
- 基本通貨転記ルール
- 元帳転記取引ごとに、基本通貨値を手動入力する必要があるかどうかを制御する転記ルール。基本通貨に関する次の 2 つのオプションを使用できます。
- [入力必須] - すべての仕訳取引で基本通貨値を手動入力する必要があります。
- [未入力の場合に計算] - 基本通貨値を手動入力できます。基本通貨値が入力されない場合は、入力されている別の通貨金額とレートからピボット通貨を介して自動的に計算されます。
- 多通貨の環境では、このオプションはデフォルトで [未入力の場合に計算] に設定され、使用可能な他の通貨の詳細から基本通貨値を計算できます。
- 基本通貨金額小数点以下の桁数
- 基本通貨値に入力できる小数点以下の桁数。この桁数には、通貨に応じて [0] から [3] の値を指定できます。
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[金額残高調整] で次の情報を入力します:
- 基本通貨残高調整
- 元帳の残高が常に一致するように、仕訳内のすべての取引において、基本通貨値の差額はゼロでなければなりません。これは、借方取引の合計と貸方取引の合計が等しくなければならないことを意味します。通貨換算の端数差異などが原因で、これらの合計は必ずしも完全に一致するとは限りません。このオプションによって、このような差額を訂正する方法を指定します。次の
2 つのオプションを使用できます。
- [手動] - ユーザーは、仕訳内の基本通貨値の差額を手作業で調整する必要があります。
- [自動] - 差額が借方または貸方のどちらの値なのかに応じて、その差額の値が自動的に基本通貨残高調整勘定科目の 1 つに転記されます。
- 変更内容を保存します。