ビジネスユニット設定 - 値 2
値 2 のプロパティでは、各取引で保持される 4 つの通貨値のうち 2 つ目の通貨値を定義します。値 2 は取引通貨であり、固定通貨ではありません。取引ごとに異なる可能性があるため、取引ごとに通貨コードを指定します。たとえば、元帳入力 (LEN) で入力します。
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[全般] で次の情報を入力します:
- 第 2 通貨名
- 転記取引に入力される値 2 通貨値に付ける一般的な名称。たとえば、「取引通貨」や「元通貨」と入力します。
- 第 2 通貨転記ルール
- 各元帳取引で取引通貨値が必要かどうかを制御する転記ルール。次の 3 つのオプションを使用できます:
- [未定義 (または空欄)] - 取引通貨値を入力できないようにします。
- [入力する場合のみ存在] - 取引に取引通貨を手動入力できるようにします。ただし、値はオプションであるため、取引通貨コードが入力されていない場合には値は計算されません。
- [未入力の場合に計算] - このオプションは、取引通貨値が必須であることを意味します。取引通貨コードが入力される場合、入力されている他の通貨値の 1 つ (ピボット通貨によって異なる) から取引値が計算されます 。取引通貨コードが入力されない場合、基本金額と通貨コードが取引通貨金額とコード詳細にコピーされます。
注: 通貨調整をこの通貨だけで行う必要がある場合、これらの転記ルールは仕訳タイプで上書き変更できます。
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[金額残高調整] で次の情報を入力します:
- 第 2 通貨残高調整
- 仕訳内の取引に関する取引通貨値の差額を調整して、正味差額をゼロにしたい場合があります。また、換算の端数処理エラーのため、差額を完全に調整できない場合もあります。このオプションでは、取引の差額を調整する必要があるかどうか、およびその場合の差額の調整方法を指定します。次の
2 つのオプションを使用できます。
- [なし] - 通貨値の差額を調整する必要はありません。
- [手動] - ユーザーは、仕訳内の取引通貨値の差額を手作業で調整する必要があります。
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[全般] で次の情報を入力します:
- 貸方残高調整勘定科目
- 元帳インポートで生成された、貸方金額に関する取引通貨の残高調整取引が転記される元帳勘定科目。この項目を空欄にする場合は、すべての残高調整取引が [借方/正味残高調整勘定科目] に転記されます。
- 借方/正味残高調整勘定科目
- 元帳インポートで生成された、借方金額に関する取引通貨の残高調整取引が転記される元帳勘定科目
注: 通常これらのエントリは、勘定科目表を作成する前に作成します。これらの勘定科目が作成されていて、メモ勘定科目でないことを確認する必要があります。これを怠ると、転記の際にエラーメッセージが表示されます。
- 変更内容を保存します。
親トピック: ビジネスユニットの設定