ビジネスユニット設定 - 全般

  1. [ピボット値] で次の情報を入力します:
    ピボット通貨
    単一通貨環境では、基本通貨を選択します。
    多通貨環境では、すべての取引で基本通貨、取引通貨、第 2 基本/レポート通貨、第 4 通貨の 4 つの通貨値を使用できます。取引の通貨値が入力されていない場合は、自動的に計算できます。
    ピボット通貨は、最初の 3 つの通貨 (基本通貨、取引通貨、第 2 基本/レポート通貨) のうちの 1 つで、これら 3 つの通貨のみに適用されます。ピボット通貨を基準にして、他の 2 つの通貨値 (1、2、3) が計算されます。ビジネスユニットで基本通貨と第 2 基本通貨の両方が定義されている場合は、いずれかがピボット通貨でなければなりません。基本通貨と取引通貨だけが定義されている場合は、いずれかがピボット通貨でなければなりません。
    注: [値 3] をレポート通貨として定義している場合は、これをピボット通貨として選択することはできません。また、[値 4] はピボット通貨として使用できません。値 4 通貨値を計算する際には、常にピボット値が使用されるとは限りません。
    注: 会計期換算レート (CNP) または日次換算レート (CND) を使用して、ビジネスユニットで使用するすべての通貨とピボット通貨の間の通貨換算レートを定義する必要があります。会計期換算レート設定でも、固定通貨自体の 1 対 1 の換算レートを定義する必要があります。たとえば、「EUR 対 EUR、乗算 (*)、換算レート 1」と定義します。[勘定科目] と [会計期] のフィールドは空欄にし、[レート許容差チェック] をオフにします。この設定を行う必要がある固定通貨は、値 1、値 3、値 4 の通貨です (下記の [値 4] 入力で説明されているように、通貨コードが指定されている場合)。
  2. [オプション] で次の情報を入力します:
    データアクセスグループコード
    ビジネスユニットに対するユーザーグループのアクセスを制限する際に使用できます。
    主要予算元帳
    支払チェックまたは超過経費チェックの機能が必要な場合は、チェックする予算元帳をこのフィールドで指定します。予算元帳は、予算元帳コード (B - K) で識別されます。
    仕入確定元帳
    仕入確定値を保持するために使用する予算元帳コード (この機能が必要な場合)。主要予算元帳と同じにすることはできません。受発注処理モジュールでは、これを使用して仕入確定の転記先となる予算元帳が識別されます。
    期待収益元帳
    期待収益の値を保持するために使用される予算元帳コード (この機能が必要な場合)。主要予算元帳と同じにすることはできません。受発注処理モジュールでは、期待収益元帳を使用して、売上確定の転記先となる予算元帳を識別します。
    最大会計期数
    会計年度内の転記会計期の最大数。SunSystems のすべてのモジュールに適用されます。最大値は [999] です。この値は通常、月次会計期を設定する場合は [12] (または 13)、四半会計期を設定する場合は [4]、週間会計期を設定する場合は [52]、日次会計期を設定する場合は [365] です。
    注: ビジネスユニットで有効にされている財務カレンダーがある場合は、SunSystems でビジネスユニット設定での [最大会計期数] の更新がカレンダー年度の [会計期合計数] に対してチェックされます。2 つが異なる場合は、ビジネスユニット設定の [最大会計期数] がカレンダー年度の [会計期合計数] で設定されます。
    フォーム背景色
    ビジネスユニットのフォームの背景色として使用する色を選択します。
    重複名を許可
    勘定科目表コード、顧客コード、仕入先コードで重複した説明の作成を許可します。
  3. [書式] で次の情報を入力します:
    小数点区切り記号
    値の整数部分と小数部分の区切記号として使用する文字。数字以外のすべての文字を使用できます。
    注: 空欄のビジネスユニットに対してこのフィールドで選択する文字は、ビジネスユニットに特有でない機能で使用されます。
    千桁区切り記号
    百の位と千の位、十万の位と百万の位など、3 桁ごとの区切記号として使用する文字。数字以外のすべての文字を使用できます。
    注: スペースを区切り記号として指定するには、[-] (ハイフン) を入力します。
    注: 空欄のビジネスユニットに対してこのフィールドで選択する文字は、ビジネスユニットに特有でない機能で使用されます。
    注: 言語 (LAN) の [ビジネスユニット区切り記号を使用] フィールドを使用すると、言語 (LAN) の区切り記号の代わりに、ビジネスユニット設定の小数点区切り記号や千桁区切り記号を使用するかどうかを指定できます。
    受発注処理小数点以下の桁数
    受発注処理モジュールで通貨値以外の値に使用する小数点以下の桁数。たとえば [0] を入力する場合は、数量や重量などの値として整数のみ入力できます。取引がシステムに転記された後は、この桁数を減らすことはできません。
    各通貨値で使用可能な小数点以下の桁数は、このフォームの [値 1]、[値 2]、[値 3] タブで定義されます。
  4. [日付詳細] で次の情報を入力します:
    日付書式
    SunSystems の各フォームに入力されるカレンダー日付の書式を指定します。これにより、レポートに標準で表示または印刷される日付の書式も決まります。欧州式 (dd/mm/yyyy)、米国式 (mm/dd/yyyy)、東洋式 (yyyy/mm/dd) の 3 つの国際標準オプションを使用できます。
    月書式
    日付の月部分を数字形式で表示するのか (例: [09])、文字形式で表示するのか (例: [9 月]) を指定します。
    日付区切り記号
    日付の日、月、年の各要素の区切りに使用される文字。日/月および月/年の区切り記号として、数字以外のすべての文字を使用できます (例: 28.02.91)。この文字は、日付を入力する際に使用できるだけでなく、日付を表示したり印刷したりする際にも表示されます。
  5. [ビジネスユニットアーカイブ] で次の情報を入力します。

    次のフィールドはビジネスユニットアーカイブを使用する場合にのみ該当します。

    アーカイブ 元/対象
    ビジネスユニットアーカイブを使用する場合、1 つのビジネスユニットから抽出したデータは、別の 1 つのビジネスユニットにだけアーカイブできます。このフィールドで、アーカイブデータ抽出元のビジネスユニットまたは保存先のビジネスユニットを指定します。いったんアーカイブを実行すると、ビジネスユニットを変更することはできません。
    現在使用中のビジネスユニットの場合、このフィールドで指定するのは、アーカイブ先となるビジネスユニットです。アーカイブを設定する場合に、アーカイブされたデータはここで指定するビジネスユニットに含められます。
    アーカイブされたビジネスユニットの場合、このフィールドで指定するのは、アーカイブデータの抽出元であるビジネスユニットです。アーカイブを設定する場合に、現在使用されているデータがここで指定するビジネスユニットに含められます。
    データアーカイブ済
    アーカイブが既に行われている場合は、このチェックボックスがオンにされます。これは、変更することができません。
  6. [決済] で次の情報を入力します:
    決済ドライブ
    決済ファイルに使用する物理ドライブおよびパス名。作成された支払ファイルは、この場所に格納されます。
    このフィールドを使用するには、次の手順で SunSystems Session Manager を設定します。
    1. 管理者権限を使用してドメインアカウントを作成します。
    2. すべてのユーザーが SunSystems からログアウトしていることを確認します。
    3. 「SYSTEM」を新しく作成したアカウント名で置換して、SunSystems Session Manager サービスを編集します。システムによって自動的にアカウントが変更され、サービスを実行できるようになります。
    4. Session Manager サービスを再開します。
    5. SunSystems がアクセスするすべての共有ネットワークに作成される新規アカウントにアクセス権を与えます。
  7. 変更内容を保存します。