WinStudio カスタマイズについて

WinStudio カスタマイズについて

WinStudio カスタマイズは、以下のクライアント階層の全ての領域に影響する可能性があります。

  • フォームとコンポーネント:承認ユーザは、フォームを追加、コピー、または変更できます。また、フォームのコンポーネントを追加、削除、再キャプション、非表示、移動または変更できます。
  • グローバルオブジェクト:1 つ以上のフォームやコンポーネントが使用できる全てのグローバルオブジェクトは、テーマ、画像ファイル、文字列、変数、ショートカットメニュー、バリデータ、スクリプト、コンポーネントクラス、プロパティクラス拡張です。承認ユーザは、グローバルオブジェクトを追加、削除、変更または異なるフォームやコンポーネントと関連付けることができます。
  • エクスプローラウィンドウ:承認ユーザは、パブリックフォルダをカスタマイズできます。全てのユーザは、マイフォルダのフォルダをカスタマイズできます。アプリケーションで、マスタエクスプローラにあるフォルダをカスタマイズすることもできます。

カスタマイズバージョン

全てのカスタマイズは、フォームデータベースに保存されます。フォームとグローバルオブジェクトは、1 人のユーザ、ユーザのグループ、または全てのユーザにあわせてカスタマイズできます。結果として、フォームデータベースは同じフォームまたはグローバルオブジェクトのバージョンを複数含むことができます。

  • フォームやグローバルオブジェクトの購入先バージョンは、購入先が最初に提供したバージョンです。カスタマイズの影響は受けません。
  • フォームやグローバルオブジェクトのサイトバージョンは、グループまたはユーザバージョンにならない限り、特定のサイトの全てのユーザがアクセスできるカスタマイズバージョンです。サイト開発者の編集許可を持つユーザのみが、サイトバージョンを作成できます。
  • フォームやグローバルオブジェクトのグループバージョンは、ユーザバージョンにならない限り、特定のグループの全てのユーザがアクセスできるカスタマイズバージョンです。サイト開発者の編集許可を持つユーザのみが、グループバージョンを作成できます。
  • フォームやグローバルオブジェクトのユーザバージョンは、1 人のユーザのみがアクセスできるカスタマイズバージョンです。基本、全ユーザまたはサイト開発者編集許可を持つユーザが、ユーザバージョンを作成できます。

基本カスタマイズと大幅カスタマイズ

WinStudio の基本カスタマイズは、フォームおよびコンポーネントに対する変更です。機能には影響しません。基本編集許可を持つユーザが変更できるのは、以下のことに限られています。

コンポーネント フォーム
キャプション

デフォルト値

ディメンション(サイズ、位置)

表示/非表示

読み取り専用/無効

新規時にクリアなし

コピーでデフォルト

大文字または小文字

キャプション

ディメンション(サイズ)*

スプリッタ設定*

グリッドカラム順序*

グリッドカラム幅*

グリッドカラム可視性*

* フォームのユーザスコープフルバージョンを保存するシステムがない場合、許可の編集に関係なくエンドユーザによって変更されます。ユーザ設定で、フォーム、スプリッタ、およびグリッドの変更の保存をプロンプトするよう設定した場合は、そのような変更を行った後にフォームを閉じようとすると、WinStudio によりプロンプトが表示されます。それ以外の変更はプロンプトしないで保存します。

システム管理者は能力を上書きして、このように[保存可能フォームランタイム変更]処理デフォルトで、ランタイムフォーム変更を保存できることもできるので、注意してください。

基本変更以外の変更は機能に影響を与える可能性があり、大幅な変更と呼ばれます。全ユーザまたはサイト開発者編集許可を持つ開発者が、基本変更および重要カスタマイズを行うことができます。

以下は、 [フォームの同期] フォームでの、フォーム同期のデフォルト設定です。

  • 基本フォームとコンポーネントのカスタマイズは、プロンプトなしで、新規の購入先バージョンと併合されます。
  • フォームとグローバルオブジェクトに対する重要カスタマイズの方法について、指示があります。操作は、以下の方法から選択できます。
    • 変更せずにカスタマイズを保持します。
    • カスタマイズを削除し、新規の購入先バージョンに置き換えます。
関連トピック