ソースとターゲットのコンフィグレーション選択について

同期にはソースコンフィグレーションとターゲットのコンフィグレーションの 2 つの構成が必要です。同期は 2 つのコンフィグレーション中のフォームデータベースを使用して行われます:

  • ソースフォームデータベースには、ベンダーのアップグレードが含まれます。全ての選択済みデータは、ローカルサイトからターゲットサイトにコピーされます。ソースデータベースは同期中のみに使用され、生産または開発環境では続けて使用されません。通常、ソースデータベースはベンダーによって提供された新しいデータベースまたはベンダーのアップグレードを適用した現在のフォームデータベースのコピーです。
  • ターゲットフォームデータベースはあなたが行ったカスタマイズを含む現在のフォームデータベースのコピーです。同期中、ターゲットデータベースはソースデータベースからアップグレードを受け取ります。同期処理の最終結果は、カスタマイズを統合したアップグレードを含むターゲットフォームデータベースです。

    ターゲットデータベースを使用するには、まず現在のフォームデータベースをバックアップし、次にそのコピーを復元します。同期の後、このターゲットデータベースは、新しい生産フォームデータベースとして機能します。  

ソースとターゲットのコンフィグレーションの作成の詳細は、ベンダーのアップグレードドキュメントを参照してください。

実行するタスクの区分によって、ソースとターゲットコンフィグレーションを選択します。

注:  コンフィグレーションでは[ローカル]は無効なサーバ名となっています。ローカルマシンの SQL サーバインスタンスの名前を使用する必要があります。

以下の表は、適切な構成を選択する方法を決めるのに役立ちます。

目的 ソースで次を選択します... ターゲットで次を選択します...
オブジェクトの新規ベンダーバージョンでカスタムオブジェクトを同期します。 オブジェクトの新規ベンダーバージョンを含むフォームデータベースとアプリケーションデータベースを含むコンフィグレーション。 カスタマイズされたオブジェクトを含むフォームデータベースとアプリケーションデータベースを含むコンフィグレーション。カスタマイズされたオブジェクトは、スコープ区分サイト、グループまたはユーザとなります。
カスタムオブジェクトを基準バージョンとして機能する他のカスタムオブジェクトで同期します。 基準バージョンとして使用したいカスタムオブジェクトを含むフォームデータベースを含むコンフィグレーション。 基準バージョンと同期したいカスタムオブジェクトを含むフォームデータベースを含むコンフィグレーション。
注:  ソースとターゲットデータベースが異なるサーバに置かれている場合、ソースフォームデータベースを含むサーバはターゲットフォームデータベース中のリンク済みサーバとして定義する必要があります。リンク済みサーバの設定についての説明は、Microsoft SQL Server のマニュアルを参照してください。
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