DataView に対する IDO の設定

事前定義の DataView を作成する際は、関連した IDO を設定するようにしてください。こうすることで、DataView が表示されたときに、必要なデータのみが取得されるようになります。これにより、取得時間を最小限に抑え、真の意味で必要なデータのみを取得できるようになります。

注:  これは事前定義の DataView にのみ当てはまります。その他のタイプの DataView 表示のデータは、表示の起動元によって制御されます。

DataView に対する IDO を設定するには、以下の手順に従います。  

  1. [DataView 設定] フォームの [一般] タブで、[IDO 段取] をクリックします。[DataView IDO 段取] フォームが表示されます。
  2. オプションで、データを取得する際に使用するフィルタを指定します。
  3. 以下の情報を指定します。
    [ソース名]
    データソースとして使用されているカスタムロードメソッドの名前を指定します。このフィールドは、[ソース区分] として [IDO メソッド] を選択した場合にのみ有効になります。
    [レコードの最大数]
    DataView 照会が実行されたときに返すレコードの最大数を指定します。有効なオプションは以下のとおりです。
    • [システム設定を使用]:システムレコードの最大数により、返すことのできるレコードの最大数が決まります。
    • [指定された最大値を使用]:このオプションを使用することで、返されるレコードの数に独自の最大数を設定できるようになります。オンにすると、[レコードの最大数値] フィールドが表示され、有効になります。
    • [全て取得]:このオプションは、システム上の他の場所のレコード最大数の設定に関係なく、全ての利用可能なレコードを取得するようにシステムに指示します。
    [レコードの最大数値]
    このカラムは、[レコードの最大数] 設定が [指定された最大値を使用] となっている場合にのみ表示され、有効になります。デフォルトでは、このフィールドには、レコードの最大数のシステム設定が入ります。これは、任意の値に変更することができます。
  4. 使用されている IDO がサブコレクション用である場合は、オプションの [リンク別] グループを使用して、DataView がこれを処理する方法を指定します。
    [リンク区分]
    リンクをマルチレベルにするか、単一レベルにするかを指定します。
    • [マルチレベル] は、子 IDO 情報を親情報の下にネストします。
    • [単一レベル] は、親および子 IDO 情報を同じレベルでリンクして表示します。
    [親プロパティ]
    ドロップダウンリストを使用して、親 IDO と子(サブコレクション)IDO の間にリンクを確立するために使用する、親 IDO コレクションのプロパティを指定します。
    [子プロパティ]
    ドロップダウンリストを使用して、親 IDO と子(サブコレクション)IDO の間にリンクを確立するために使用する、子 IDO のプロパティを指定します。
  5. [追加] をクリックして [リンク別] 指定を追加します。それは [リスト] フィールドに表示されます。

    その他のプロパティを選択してこのボタンをクリックすることで、複数の [リンク別] 指定を作成できます。

    注:  このボタンを使用して指定を追加しない場合は、[親プロパティ] および [子プロパティ] の両方を選択したとしても [リンク別] 指定は確立されません。

    リストからリンク別指定を削除するには、[削除] をクリックします。複数のリンク別指定を行っている場合は、このボタンを押すと、全てが削除されます。

  6. データ取得後にどのように並べて表示するかを指定するには、[オーダ別] グループのオプションを使用します。
    [プロパティ]
    取得データの並びを決める基準にするプロパティを指定します。
    [オーダ]
    そのプロパティのデータを昇順(A-Z)で並べるか降順(Z-A)で並べるかを指定します。
    注:  レコードの最大数が使用されている場合は、[オーダ別] 設定により、先に取得に選択されるレコードが決まります。DataView レイアウトレベルで [ソート別] ステートメントを使用すると、 [DataSearch 結果] の [オーダ別] 指定を上書きできます。
  7. [追加] をクリックして [オーダ別] 指定を追加し、[リスト] フィールドに表示します。

    複数の [オーダ別] 指定を作成するには、その他のプロパティ - オーダの組を選択し、このボタンをクリックすることで行えます。

    注:  このボタンを使用して指定を追加しない場合は、[プロパティ] および [オーダ] の両方を選択しても、オーダ別指定は確立されません。

    リストからオーダ別指定を削除するには、[削除] をクリックします。複数の [オーダ別] 指定を作成した場合は、このボタンを押すと、全てが削除されます。

  8. [プロパティ] グループを使用して、DataView 照会に含める IDO プロパティを指定します。個別のプロパティを選択することも、[全て選択] または [全て削除] ボタンを使用することもできます。

    プロパティのデフォルトキャプションを上書きするには、[キャプション上書] フィールドを使用します。これは、そのプロパティに対して、ユーザインタフェースで通常表示されるもの以外のプロパティラベルを使用したいときに役立ちます。

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