商品マスタ (ITM) - 在庫消込み

  1. 次の情報を指定します。
    消込みタイプ

    商品が在庫から消込まれる方法を指定します。次のオプションがあります。

    • [在庫消込みなし] - 残高のみが使用されます。どの受領をどの出庫で使用するかは定義できません。
    • [自動消込み] - 取引タイプで定義されているステージで消込みます
    • [オーダー入力の一部として個別消込み]
    • [オーダー入力後に個別消込み]
    • [未定義] - 在庫業務設定の設定を使用します
    注: [バッチおよびシリアル番号] タブで [受領時にシリアル番号必須] を [はい] に設定する場合、[消込みタイプ] は [自動消込み] でなければなりません。[受領時にシリアル番号必須] を [いいえ] に設定すると、[自動消込み] は使用できません。
    水平的消込み
    在庫から商品を消込む予定日 (期日) より前に使用できる、標準の日数。この期日とは、受注オーダーでは [自社最終期日]、在庫移動オーダーでは [出庫最終予定日] を指します。この設定を使用することにより、かなり先の将来のオーダーに商品が消込まれるのを防ぐことができ、同時に短期のオーダーが処理されるのを防ぐことができます。
    たとえば、オーダーの日付を 2002 年 11 月にすることができますが、2003 年 3 月まで出荷する必要がない場合があります。オーダーを受理することはできますが、現在の在庫から消込まれません。システムは [水平的消込み] フィールドを使用して、いつ商品を在庫から消込むのかを計算します。出荷日までに適切な商品が準備されるように、[水平的消込み] に処理時間を含める必要があります。
    注: このオプションは [自動消込み]、[すべて消込み]、[行消込み] のアクションで使用できます。
    消込み順序

    在庫商品を消込む順序を指定します。次のオプションがあります。

    • 業務定義に設定 - 在庫業務設定で設定されている標準の消込み順序を使用します

    次のオプションは在庫業務設定の設定を上書き変更し、[個別消込み] が使用されていない場合にのみ適用されます。これらのオプションによって、個別消込みで使用可能な受領が表示される順序が決まります。

    • [FIFO] - First In First Out の頭字語。在庫に保管されている商品に関して、それらの商品が出庫される順序を制御する方式の 1 つ。
    • [LIFO] - Last In First Out の頭字語。在庫に保管されている商品に関して、それらの商品が出庫される順序を制御する方式の 1 つ。
    • [FEFO] - First Expiry First Out の頭字語。在庫に保管されているバッチ商品コードのみに関して、それらの商品が出庫される順序を制御する方式の 1 つ。在庫に保管されているバッチ商品コードのみに関して、それらこの消込み方法を使用するには、商品コードの [バッチ制御] を [はい] に設定しておく必要があります。
    • [シリアル番号] - シリアル番号によって消込まれます
    • [バッチコード] - バッチコードによって消込まれます
    • [倉庫/ゾーン/在庫場所]
    注: [バッチおよびシリアル番号] タブで [受領時にシリアル番号必須] を [はい] に設定すると、[配賦順序] を [シリアル番号] に選択できません。
    在庫棚卸周期
    これは在庫棚卸を生成する際に使用します。1 年に商品の棚卸を行う頻度です。たとえば、倉庫の [年間在庫棚卸回数] が [12] に設定されていて (倉庫の棚卸が 1 年に 12 回)、このフィールドが [4] に設定されている場合、商品は 3 回目の棚卸ごとに数えられることになります。商品の棚卸頻度が多いか、または少ない場合は、これによって在庫業務設定の設定が上書き変更されます。
    在庫再評価から除く
    このチェックボックスをオンにすると、商品は在庫再評価計算から除外されます。
    費用ルールコード

    これは荷揚原価処理で使用します。費用タイプの商品のみに、適用する標準の費用ルールを設定できます。発注オーダー入力、発注請求書入力、在庫移動オーダー入力で [荷揚費用] アクションを選択したときに、この商品が取引行に含まれている場合は、費用ルールを選択する必要があります。ここで定義する費用ルールが標準で表示されます。

  2. 変更内容を保存します。