仕入タイプのステージを定義する

仕入タイプで使用するステージに特定の情報を設定できます。たとえば、処理するステージの順序や使用する書類書式を設定します。

  1. [仕入タイプ] の [アクション] メニューから [仕入ステージ] を選択します。
  2. 次の情報を指定します。
    仕入取引タイプと短縮ヘッダー
    これらのフィールドは現在の仕入タイプレコードから自動的に表示され、修正できません。
    ステージ
    必要な仕入ステージ
    順序
    [ステージ] で定義するステージが許可される前に、完了していなければならない仕入ステージ。仕入タイプに定義されている別の必須ステージを設定するか、またはこのステージが他のステージの後に続く必要がない場合は [指定順序なし] に設定します。同じステージを 2 回定義することにより、ステージを並行して設定できます。[オーダー確認] は [オーダー入力] の後に設定する必要がありますが、続けて直後に設定する必要はありません。
    書類書式コード
    ステージに適用する書類書式。たとえば、発注オーダーに書類書式が設定されている場合があります。書類は、いずれのステージでも作成できます。
    在庫移動取引タイプ
    仕入ステージに適用する、必要な在庫移動タイプ

    在庫移動オーダー定義を指定したステージでは、実際の在庫移動が作成されます。仕入タイプで在庫移動オーダー定義コードを入力ステージ以外のステージに設定すると、取引入力時に予定在庫移動が作成されます。在庫業務設定で [計画有効在庫表示] を設定している場合は、予定在庫移動を消込むことができます。在庫移動タイプは、受領または転送 (出庫と受領の両方) のいずれかでなければなりません。

    1 つの仕入タイプにつき 1 つの出庫タイプのみを指定できます。転送タイプの在庫移動は、複数指定することができます。複数のステージを経て仕入取引を処理する際は、転送を行う前に受領が作成される必要があります。つまり、転送タイプの在庫移動は、受領タイプの在庫移動より後のステージでのみ指定できます。

    仕入タイプのステージで在庫移動タイプコードが指定されない場合、在庫移動の更新は行われません。

    注: オーダー入力ステージでは在庫を更新しないことをお勧めします。オーダー入力の後のステージ (例: オーダー請書、ピッキング、発送) と在庫移動タイプを関連付けることをお勧めします。オーダー入力ステージで在庫更新を行うと、原価計算や消込みなど一部の機能を実行できなくなり、入力されたデータを変更できなくなります。
    注: 受領書転送ステージで選択される在庫移動タイプでは、その仕入タイプ設定に適用できる関数式が使用されていることを確認してください。そうでない場合は、関数式を計算できず、ゼロの値が自動的に置換される可能性があります。
    取引元帳インターフェイス定義コード
    必要に応じて、仕入ステージに適用する元帳インターフェイスをこのフィールドで設定します。元帳インターフェイスコードを設定すると、ステージ確認時に取引が自動的に元帳に転記されます。
    転記は一部またはすべてのステージで実行できます。
    在庫元帳インターフェイス定義コード
    このステージで在庫を更新し、在庫移動タイプを指定する場合は、このフィールドで在庫元帳インターフェイス定義コードを指定できます。
    注: これは、[オーダー入力] または [オーダー確認] ステージには適用できません。このタイプの元帳インターフェイスでは在庫原価計算を実行する必要がありますが、[オーダー入力] ステージや [オーダー確認] ステージではこの在庫原価計算が実行されないためです。
    注: 在庫移動オーダーコードが入力されるステージでは、元帳インターフェイスコード (取引元帳インターフェイス定義とも呼ばれます) と在庫元帳インターフェイス定義コードのいずれかまたは両方を入力する必要があります。
    注: 在庫元帳インターフェイスは、受領と出庫に影響を与える原価変更を確認するために、実際原価計算を行うユーザーに対して使用する必要があります。また、現在会計期の取引を再評価するために在庫再評価モジュールを使用している場合は、標準原価計算を行うユーザーに対しても在庫元帳インターフェイスを使用する必要があります。
  3. 変更内容を保存します。