発注請求書照合の許容差を設定する

発注オーダー行を発注請求書行に照合する際に適用する許容差を設定できます。許容差は、セキュリティコンソールまたはユーザーマネージャの [各種権限] で設定します。まず、現在のビジネスユニットの許容差設定が参照されます。許容差が設定されていない場合は、[各種権限] フォームの標準ビジネスユニット (ビジネスユニットコードを持たないビジネスユニット) の許容差設定が使用されます。

許容差は、値が一致していないものの、定義されている許容差範囲内の行を照合するために適用できます。次の例で示すように 3 つのタイプの許容差があります。

数量パーセンテージ許容差

  • 数量パーセンテージ許容差 = 10
  • 発注オーダー数量 = 100
  • この場合、許可される範囲は 90 - 110 になります。

95 または 105 の数量で発注請求書が計上される場合、オーダーと請求書が照合されます。

80 または 120 の数量で発注請求書が計上される場合、オーダーと請求書は照合されません。

値パーセンテージ許容差

  • 値パーセンテージ許容差 = 10
  • 発注オーダー値 = 100
  • この場合、許可される範囲は 90 - 110 になります。

95 または 105 の値で発注請求書が計上される場合、オーダーと請求書が照合されます。

80 または 120 の値で発注請求書が計上される場合、オーダーと請求書は照合されません。

絶対値許容差

  • 値許容差 = 30
  • 発注オーダー値 = 200
  • この場合、許可される範囲は 170 - 230 になります。

180 または 220 の値で発注請求書が計上される場合、オーダーと請求書が照合されます。

150 または 260 の値で発注請求書が計上される場合、オーダーと請求書は照合されません。

注: [値パーセンテージ許容差] または [絶対値許容差] を使用する場合は、[仕入タイプ設定] の [照合値] フィールドで値を定義する必要があります。