勘定残高に基づくレポート
残高が借方になるのか貸方になるのかに応じて、勘定科目をレポートの別の部分に表示するように設定できます。これは貸借対照表レポートで特に便利です。
たとえば、貸借対照表レポートで両建勘定科目を別々にレポートします。借方残高の両建勘定科目は合計して流動資産としてレポートし、貸方残高の両建勘定科目は合計して流動負債としてレポートします。
これを行うには、次の設定を使用します。
- 借方の場合は除く
- 貸方の場合は除く
- 個別勘定科目残高に適用
たとえば、レポートの流動資産の部分で、両建勘定科目範囲を指定してレポート行を表示します。[貸方の場合は除く] オプションを設定して、[個別勘定科目残高に適用] を設定します。これにより、貸方残高の両建勘定科目は表示されません。借方残高の両建勘定科目が合計され、印刷されます。
注: [個別勘定科目残高に適用] を設定しないと、システムは範囲内のすべての両建勘定科目の合計をチェックします。合計が貸方残高になる場合は、すべての行が非表示にされます。借方残高になる場合は、合計されて印刷されます。
レポートの流動負債の部分には、両建勘定科目範囲に関する別の行を表示します。この行には、上記で除外された貸方残高の両建勘定科目を表示します。[借方の場合は除く] オプションを設定する必要があります。流動資産の部分で表示された勘定科目は、ここには含められません。