財務報告書でデータを統合

財務報告書では、無制限の数のビジネスユニットからデータを統合することができます。これらのビジネスユニットで使用されている勘定科目コードや分析コードは、異なっていても構いません。

統合は財務報告書行 (FSR) で定義します。行の勘定科目または勘定科目範囲、選択基準を指定し、子会社元帳 のビジネスユニットを指定します。行で参照されている勘定科目や選択基準に対して、取引がこの元帳から抽出されます。子会社元帳フィールドを空欄にすると、システムは現在のビジネスユニットを使用します。

子会社元帳フィールドを使用することにより、現在の元帳に関する 1 行と、複数の子会社元帳に関する追加行をレポートに表示できます。これらの行を 1 行に統合したい場合は、現在の元帳の子会社元帳コードを空欄にした [行] タイプの行の後に、各子会社元帳の [連続] 行を続けます。

子会社元帳が異なる基本通貨または第 2 基本/レポート通貨で管理されている場合は、再評価機能を使って値を必要な通貨に換算できます。