財務報告書で合計行を使用する

財務報告書では、[T1合計] - [T7合計] の 7 つの合計レベルを使用することができます。

各合計には、報告書の詳細行と同じ列セットが含まれます。報告書で [行] タイプを選択して印刷すると、レポートライターは、各列の行金額を 7 つのすべての合計レベルに加算します。

複数の [行] タイプの行小計を印刷したい場合は、[行] タイプの行を定義してから、[T7合計] を定義する必要があります。これによって、各列の現在合計が [T7合計] に印刷されます。これは、行タイプのこれまでの合計を表します。

[T7合計] 行を印刷すると、ただちに T7 の合計値はゼロに戻されます。ただし、行の値は 7 つすべての合計レベルに加算されるため、合計金額が T6、T5、T4、T3、T2、T1 の各合計で保存されます。つまり、レポートの下に、さらに別の [T7合計] 行を指定できます。これは、前の [T7合計] 行の後に定義した行の累計になります。

これまでに印刷したすべての行の小計を印刷したい場合は、[T6合計] 行を指定します。[T6合計] も印刷後すぐにゼロに設定され、この場合も、さらに上のレベルの合計 (T5、T4、T3、T2、T1) で値が保存されます。このように、合計は階層的に機能します。

合計行を使用する場合、最大 6 つの小計レベルを指定できます。[T1合計] は、レポートの最後に総計として使用します。

SunSystems では、T7 - T2 を表す各小計の前には一重線、T1 の合計の後には二重線が自動的に印刷されます。

レポートの合計レベルを指定する

財務報告書を設定するときに、合計を表示する場所を事前に考えておく必要があります。[T1合計] 行を総計にします。次に、財務報告書の最上位レベルの小計を指定します。たとえば [T2合計] を指定し、さらに 1 つ下のレベルで [T3合計] の合計を計算します。

報告書行の合計行を定義するときは、合計行に印刷する行の名前を入力し、合計の標準記号を指定します。