レポートの転記会計期を設定

特定範囲の転記会計期に関する財務レポートを実行すると、この会計期の範囲はレポートで「当期」として処理されます。たとえば現在の会計期が 006/2001 で、上半期の結果が必要なときは、001/2001 から 006/2001 の転記会計期のレポートを出力することができ、これらの会計期の合計が当期列に表示されます。最終会計期は、常に [始め] フィールドに入力した会計期の 1 つ前の会計期です。

累計金額は、[終り] フィールドに入力する転記会計期までの ([終り] の会計期も含む) 合計金額です。たとえば、003/2001 から 006/2001 の転記会計期を選択した場合でも、累計金額には 001/2001 から 006/2001 の間のすべての会計期が含められます。

会計期推移の指定

会計期推移列コード SA と SB では、最大 13 会計期の金額をページに表示する行が生成されます。この行は、通常の明細書行のすぐ後に印刷され、各値を識別する会計期番号が上に印刷されます。

たとえば、列コード YB (累計予算) と SB (予算の会計期推移) をレポートの最初の 2 列に入力すると、レポートは通常の行の第 1 列に累計予算を表示し、続いて該当する会計期の予算を分析する行を表示します。

会計期推移に含められる会計期は、[始め] フィールドの内容によって決まります。たとえば、013/2001 までの 13 会計期のレポートを作成するには、[会計期 始め] フィールドに「013/2001」を入力し、[会計期 終り] フィールドは空欄にします。会計期推移は常に現在の年度の第 1 会計期から開始され、次の会計年度には持ち越されません。

四半期に含める会計期を指定

四半期列を使用している場合は、[会計四半期 始め] と [終り] の 2 つのフィールドを使って会計四半期を選択します。四半期を構成する会計期の範囲を入力します。たとえば 001/2001 と 003/2001 を入力すると、これら 3 つの会計期がまとめられて四半期の数値が算出されます。前四半期の列コードが使用されている場合は、当四半期の前の 3 つの会計期が使用されます。