進行中のプロジェクトを管理する

エンジニアコンサルティングや経営コンサルタティングなどプロジェクト単位で仕事をする組織では、プロジェクト、キャンペーン、イベントごとに経費や収益を記録します。通常、長期に及ぶプロジェクトは、完了するまでの期間は仕掛中の作業として扱われます。すべての収益と費用が確認されて実際に計上されて初めて損益が確定され、損益勘定科目に転送できます。または、関連する費用と請求済みのプロジェクトを定期的に損益勘定科目に転記することもできます。特にプロジェクトの進捗度と収益がある程度確実にわかっている場合は、プロジェクトの現時点での損益を記録できます。SunSystems では、これらの両方のシナリオを処理することができます。

プロジェクトの勘定科目タイプを選択する

プロジェクト作業を記録する勘定科目を設定するときに、どの勘定科目タイプにするかを決めることができます。貸借対照表タイプに設定すると、仕掛中の作業は資産として認識されます。損益勘定科目タイプに設定すると、費用と収益は現時点までの元帳の損益として認識されます。

仕掛中の作業を資産として扱う場合は、プロジェクトの結果を損益勘定科目に転送するときに、 [転送デスク] を使って貸借対照表のプロジェクト勘定科目から取引をエクスポートできます。その後、完了したプロジェクトに関して、プロジェクトのエントリを相殺する逆の符号を付けて再インポートできます。