勘定科目表
勘定科目表は、元帳のすべての勘定科目の一覧です。これには、損益計算書のすべての費用および収益勘定、顧客と仕入先に対する債権/売掛金と債務/買掛金勘定科目など貸借対照表のすべての資産と負債に関する勘定が含まれます。
すべての会計取引を元帳勘定科目に転記する必要があり、複式簿記の残高調整によって元帳の貸借が常に一致するように保たれます。このため、取引を入力する前に元帳勘定科目を定義しておく必要があります。
SunSystems では、必要な数だけ勘定科目を作成できます。厳密な監査制御のもと、いつでも新しい勘定科目を追加することができ、不要になった勘定科目を削除することができます。
勘定科目コード
勘定科目表の各勘定科目は最多 15 文字の勘定科目コードで識別します。取引を勘定科目に転記する際に、この勘定科目コードを参照します。
利用可能な 15 文字の範囲内で必要なコード構成を設定できます。勘定科目コードの構成は極めて重要です。通常はシステム実装過程の大部分を勘定科目コード構成の設計に費やし、レポートの必要条件を満たすようにします。
[支払実行] などの SunSystems の多くの機能で、勘定科目コードの範囲を入力して必要な勘定科目を選択できます。このため、似たような複数の勘定科目を論理的な範囲でまとめることが重要です。
さらに、各勘定科目には 15 文字の検索コードがあります。勘定コードがわからない場合は、検索コードを使って勘定科目を検索できます。たとえば、検索コードに勘定科目の短縮名を含めることができます。
「勘定科目コードの規則」も参照してください。