仕訳合計と仕訳残高を確認する

[元帳入力 (LEN) ] では、仕訳入力時に次の仕訳合計が計算されます。

  • 仕訳合計

    仕訳のすべての取引に関する借方と貸方の合計金額が、転記会計期に関係なく計算されます。メモ値は含まれません。

  • 参照合計

    各仕訳参照に関する取引の借方と貸方の合計金額が、転記会計期に関係なく計算されます。

多通貨環境では、ビジネスユニットで使用されている基本通貨、取引通貨、レポート/第 2 基本通貨の各通貨で合計が計算されます。

この仕訳合計は、通常 [元帳入力] フォームの右上隅に表示されます。デフォルトでは、これらの合計は基本通貨で表示されます。メニューコマンドまたはツールバーボタンを使用して、これらの合計を他のいずれかの通貨で表示することも、仕訳全体ではなく現在の仕訳参照について合計を表示することもできます。

仕訳には、別の転記会計期に転記される取引も含まれます。各転記会計期で取引金額の貸借が一致していないと、仕訳は転記できません。このため、 [元帳入力] では、転記会計期別の仕訳取引合計が基本通貨でのみ計算されます。これらの会計期別残高もいつでも表示できます。

通貨合計を表示する

[元帳入力] フォームの合計を異なる通貨で表示するには、[アクション] > [合計] > [通貨合計] を選択し、次のいずれかを選択します。

  • [基本通貨]
  • [取引通貨]
  • [レポート/第 2 基本]
  • [第 4 通貨]

借方合計と貸方合計金額が該当する通貨で表示されます。合計が一致しない場合は [差額] も表示されます。

注: ビジネスユニットの残高調整ルール制御によって、基本通貨以外の通貨金額が一致する必要があるのかどうかが決まります。

仕訳合計を表示する

仕訳の借方合計と貸方合計を全体として表示するには、[アクション] > [合計] > [仕訳合計] の順に選択します。フォーム上部の合計領域に合計と差額が表示されます。これがデフォルトのオプションです。

注: 仕訳合計は、[アクション] > [合計] > [通貨合計] で選択する通貨で表示されます。

現在の仕訳参照合計を表示する

仕訳には、異なる仕訳参照番号を持つ取引が含まれることもあります。残高調整ルールによって、仕訳が転記される前に、参照ごとに取引の残高調整を強制することができます。

現在の仕訳参照の借方合計と貸方合計を表示するには、[アクション] > [合計] > [参照合計] を選択します。フォーム上部の合計領域に合計と差額が表示されます。

注: 仕訳合計は、[アクション] > [合計] > [通貨合計] で選択する通貨で表示されます。

すべての仕訳参照合計を表示する

仕訳のすべての仕訳参照に関して借方合計と貸方合計を表示するには、[アクション] > [残高] > [取引残高] を選択します。合計と差額が参照別に個別のダイアログに表示されます。

注: 仕訳合計は、[アクション] > [合計] > [通貨合計] で選択する通貨で表示されます。

会計期残高を表示する

仕訳には、異なる転記会計期への取引転記も含まれます。仕訳は、各会計期で取引の貸借金額が一致している場合にのみ転記できます。

各転記会計期について借方合計と貸方合計を表示するには、[アクション] > [残高] > [会計期残高] を選択します。合計と差額が、会計期別に個別のダイアログに表示されます。