RMA 明細

顧客が返品を希望している品目、その処理と補償方法を示すには、 [RMA 明細品目] フォームを使用します。

全ての明細品目は、 [RMA] フォームを使用して作成された RMA ヘッダーと関連付ける必要があります。このヘッダは顧客に関する基本情報を示し、参照、追跡、およびレポート作成用に RMA と関連する全ての明細品目を識別するための、返品資材承認（RMA）番号が記述されています。

関連する[受注オーダ明細品目]を削除すると、RMA 明細品目フォームの[オーダ]、[オーダ明細]、および [承認者] フィールドだけがクリアされます。

指定した RMA の全ての処理は、その RMA を入力したサイトで実行する必要があります。ほかのサイトから入力または出荷されたオーダ明細に対して RMA を作成することはできますが、そのサイトと情報のやり取りはできません。通常は、出荷サイトで RMA を入力することをお勧めします。出荷サイトは、請求書を発行し、売掛トランザクションが実行されるサイトでもあります。

[RMA 交換品明細] タブを使用して、返品された資材の交換品として顧客に発送する新しい資材を承認します。[交換明細]タブと｢交換オーダの作成処理｣によって代替資材を提供するには、その前に RMA を作成して顧客による資材返品を承認しておく必要があります。タブ内に以下のような情報を入力します。

在庫内の品目を交換品として送る必要があるかどうか
顧客に送る資材が修理済みであるかどうか
交換品として発送する品目の数量
追加費用があるかどうか
この交換品の品目を既存の受注オーダに添付するかどうか

[処分]タブには、RMA 品目処分に関する情報と、 [RMA 品目処分] フォームを開くボタンが含まれています。

[EU VAT] タブでは、このフィールドは EU 加盟国で使用されます。 [一般パラメタ] フォームで [EU レポートの有効化] フィールドが選択されていない場合、このタブ（またはこのタブのフィールドの一部）は無効になります。