先行請求生成

先行請求では、｢価格に税を含｣まない 一般受注オーダに関して部分請求を行います。この機能を使用すると、製品またはサービスの出荷前に、顧客への請求を任意の回数だけ行えます。

先行請求レコードを作成するには、オーダに「発注」という状況の明細品目が最低 1 つ含まれる必要があります。先行請求レコードはオーダの通貨になります。

先行請求レコードは以下の 2 とおりの方法で作成できます。オーダヘッダレベルでは、オーダの全明細の合計額の一定比率に基づいて先行請求レコードを定義できます。このレコードは、定義後に生成できます。

受注オーダ明細/発行レベルでは、各品目に対して複数の先行請求レコードを設定できます。この方法では、品目毎に先行請求レコードが生成されます。この方法を使用すると、前に生成された先行請求レコードを更新または削除したり、品目に別の先行請求レコードを追加することができます。

[売掛パラメタ] フォームの[その他勘定]タブには、先行請求という勘定があります。この勘定には、先行請求の請求時に作成される会計トランザクションが記録されます。

出荷完了前に先行請求が完了した場合、受注オーダを完了するには請求区分 I（一般請求書）を印刷する必要があります。

この先行請求レコードの生成方法では、オーダ全体に対して均一の比率が使用されます。そのため、オーダの明細品目（1 品目～全品目）を自由に組み合わせ、その比率で顧客に請求できます。