バックグラウンドタスクとしての BOD の生成
このアプリケーションでは、BOD は、レプリケーション文書フォームで定義されているように、該当するアプリケーションイベント(たとえば状況の変更または品目の受入)によって自動的に生成されます。また、特定の事例では、アプリケーションイベントではなく、スケジュール済イベントで BOD が生成されます。
たとえば ProductionOrder BOD の生成は、状況の変更によってトリガされますが、生産計画の変更によってはトリガされません。日付変更イベントが発生するたびに ProductionOrder BOD を生成すると、1 日で非常に多くの BOD が生成されるので、システムに負担がかかります。したがって、アプリケーションイベントを使用して、スケジュール変更時に ProductionOrder BOD にトリガをかけるのは良い選択ではありません。代わりに、バックグラウンドタスクとして実行されるスケジュール済イベントを使用してください。生成された BOD には、最後の BOD 生成実行以後の全てのスケジュール変更が含まれます。
-
[レプリケーション文書アウトバウンド相互参照]
フォームで、スケジュール済イベントを要求する BOD の定義を設定します。
- [レプリケーションカテゴリ] フォームで、ステップ 1 で作成したメソッドを含む新しいカテゴリを作成するか、または既存の ESB カテゴリを使用します。
-
[レプリケーション文書手動要求ユーティリティ]
で、選択した BOD を生成するバックグラウンドタスクを作成します。
バックグラウンドタスクは、アウトバウンド相互参照定義を選択し、スケジュールされた時刻に BOD を生成します。アウトバウンド相互参照定義で使用された設定とフィルタは、バックグラウンドタスク内には保存されないので、それらの設定やフィルタを調整して、次のスケジュールされた実行に使用できます。