BOD のフィルタ条件

Infor EAM などの依存アプリケーションは、アプリケーションが必要とする実行内容または監視対象に応じて、異なる時間に異なる情報を提供する必要があります。 [レプリケーション文書アウトバウンド相互参照] フォームで、必要な情報のみが供給されるように、フィルタを作成します。フィルタを作成する際には、BOD をトリガするアプリケーション生成イベントを検討する必要があります。

たとえばジョブが作成されたり、状況が変わったり、ジョブが「発行」状況のときに数量が変更されたりすると、ProductionOrder BOD が自動的に生成されます。

依存アプリケーションは、次の 1 年間の生産予測を必要としない場合があります。このような外部アプリケーション依存条件がフィルタリングに著しく影響することがあります。BOD がいくつかの外部依存アプリケーションをサポートする場合は、アプリケーション固有のフィルタを使用して、複数の異なるアウトバウンド相互参照定義を作成できます。

たとえば進行中の作業に関して報告するアプリケーションをサポートするには、ProductionOrder BOD の設定にフィルタを使用して、発行済ジョブと、月に 1 回 BOD を生成するスケジュールを表示できます。

フィルタは、「キーカラム一覧」を提供する「データキーソース」に基づいています。キーソースは、必要な [キーカラム一覧] の要素を提供するビューまたはテーブルに変更できます。これによって、複雑な関係を作成し、ビューまたはテーブルに基づいて他の要素をフィルタで除外し、現在のビューやテーブルによって制限されないようにできます。

たとえば ProductionOrder BOD のキーソースは、ESBProductionOrderView です。

フィルタが時間経過に従って変更される可能性のある条件付データに基づいており、そのデータがそのフィルタ範囲外で変更される場合は、そのフィルタが変更されても情報は更新されません。これは日付に特有です。

この条件に対処するため、published_start_date フィールドが job_sch テーブルに追加され、ProductionOrder BOD で使用された最新の開始日を示します。ESBProductionOrderView では、このフィールドは LastStartDate です。

フィルタは、行 1 と 行 2 の論理積の形式で累積します。

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