BOD 定義の除外プロパティ名

BOD 生成論理によって、Infor で定義された BOD スプレッドシートに必須と一覧された要素をいつ発行する必要があるか自動的に決定することはできません。また、この新しい除外機能の使い方によっては、生成される BOD が望ましい結果をもたらすこともあれば、そうでないこともあります。従って、除外プロパティ名フィールドの使い方を Infor BOD 要件に一致させることは、BOD 開発者の責任になります。各事例を評価して、期待どおりの結果が得られるようにしてください。以下のシナリオは、要素の除外方法の決定に役立ちます。

シナリオを読む際には、以下の定義を使用してください。

  • 親 = [レプリケーション文書要素] フォームで定義された親要素。
  • 子 = [レプリケーション文書要素] フォームで定義された親の子要素。
  • マップ済 = 要素のプロパティが、 [レプリケーション文書要素] フォームの [プロパティ名] フィールドに保存されている。
  • 未マップ = 要素のプロパティが、 [レプリケーション文書要素] フォームの [プロパティ名] フィールドに保存されていない。
  • propA = プロパティ名。 [レプリケーション文書要素] フォームの [プロパティ名] フィールドに値が保存されていることも、保存されていないこともある。
  • propB = プロパティ名。 [レプリケーション文書要素] フォームの [プロパティ名] フィールドに値が保存されていることも、保存されていないこともある。
  • EPN = [レプリケーション文書要素] フォームの [除外プロパティ名] フィールド。

シナリオ 1親は未マップ、子は propA にマップ済

シナリオ 1 には、以下の規則があります。

  • 親要素が属性を持つ必要がある場合は、親と子両方の EPN を propA に設定する必要があります。
  • 親要素が子要素を持つ場合は、親と子両方の EPN を propA に設定する必要があります。
  • 子要素が値を持つ必要がある場合は、子の EPN を propA に設定する必要があります。
  • 親が属性を持ち、親に子があり、子が値を持つ必要がある場合は、親と子の両方の EPN を propA に設定する必要があります。
  • 親を属性なしで含め、親を子要素なしで含め、子要素を値なしで含めることができる場合は、親と子両方の EPN を任意のプロパティ名に設定できます。

シナリオ 2:親は propA にマップ済、子は propB にマップ済

シナリオ 2 には、以下の規則があります。

親が値を持つ必要がある場合は、親の EPN を propA に設定する必要があります。

  • 親が属性を持つ必要がある場合は、親と子両方の EPN を同じプロパティに設定する必要があります。
  • 親が子を持つ必要がある場合は、親と子両方の EPN を同じプロパティに設定する必要があります。
  • 子が値を持つ必要がある場合は、子の EPN を propB に設定する必要があります。
  • 親が値、属性、および子を持つ必要がある場合は、親と子両方の EPN を propA に設定する必要があります。
  • 親を値なし、属性なし、および子なしで含めることができ、子を値なしで含めることができる場合は、親と子両方の EPN を任意のプロパティに設定できます。
  • 親が値、属性、および子を持つ必要があり、子が値を持つ必要がある場合は、どちらの要素も、条件付で除外できません。
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