レプリケーション文書手動要求ユーティリティについて理解する

[レプリケーション文書アウトバウンド相互参照] フォームで [手動要求に有効] とマークされた名詞/動詞の組み合わせのみが、 [レプリケーション文書手動要求ユーティリティ] フォームに表示されます。フィルタモードで実行する場合、このフォームは現在の「レコードの最大数」設定で許可される行数のみを返します。

希望する名詞/動詞の組み合わせを選択し、[処理]をクリックします。レプリケーションキューには、BOD に関連付けられたテーブルまたはビュー内のレコードごとに 1 つの BOD 要求が配置されます。 [レプリケーション文書相互参照] フォームで名詞/動詞の組み合わせに対してフィルタが指定されている場合、フィルタに一致するレコードのみが処理されます。

処理が完了すると、システムは選択した文書の横に成功のメッセージまたはエラーメッセージを表示します。

レプリケーションキューリスナが BOD 要求がキューにあると判定した場合、選択した BOD 名詞/動詞の各組み合わせをレプリケーション文書内で検索し、これを処理して BOD XML を生成し、BOD XML 文書を [レプリケーション文書送信箱] に配置します。

複数の BOD を処理対象に選択した場合、ユーティリティは BOD をこの順序で処理します。勘定科目、処理動詞(MDM BOD)、同期動詞。複数の処理または同期 BOD が選択された場合、ユーティリティはグループ内(処理動詞または同期動詞)でのアルファベット順に処理します。複数の BOD を個別に処理する場合は、最初に処理(MDM) BOD を選択してユーティリティを実行し、次の同期 BOD を選択してユーティリティを再度実行します。

[バックグラウンドキュー] フォームへは [実行] メニューからアクセスできます。このオプションは、[初期ロード/更新] フィールドが [更新] に設定され、選択した BOD の 1 つ以上が [レプリケーション文書アウトバウンド相互参照] フォームで [バックグラウンド手動要求] に設定されている場合にのみ有効になります。複数の BOD が選択されている場合、各 BOD は個別のバックグラウンドタスクとして処理されます。

注:  アプリケーションがトリガポイントを使って BOD 生成を開始する場合、このユーティリティは通常、バックグラウンドでは実行されません。
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