支払ファイル

支払ファイルには支払実行 (PYR) または入金実行 (PYC) で生成された各支払の詳細情報が含まれます。このファイルは、支払一覧や決済書類 (支払実行の小切手や送金通知書、入金実行の報告書など) を作成する際の基準になります。

[支払実行 (PAR)] または [入金実行 (PYC)] で [取引転記] オプションが [はい] に設定されている場合にのみ、支払ファイルが作成されます。

支払ファイル名

支払ファイル名には、ビジネスユニット内でファイルを識別するためのコードが含まれます。この 1 文字のコードに A - Z または 0 - 9 を割り当てることにより、1 つのビジネスユニットで多数の異なる支払ファイルを管理できます。

支払ファイル名は次のように構成されます。

  • 借方の場合、SADn-ddd
  • 支払の場合、SAPn-ddd

「n」は決済プロファイルに入力する支払/借方のファイル記号を表し、「ddd」はビジネスユニットコードを表します。

その後、同じファイル ID を使用して同じ決済プロファイルで支払実行 (PYR) または入金実行 (PYC) を実行する場合のみ、各支払ファイルが上書きされます。

注: 支払ファイルは、ビジネスユニット設定で指定した決済ドライブに書き込まれます。