通貨しきい値

[元帳設定 (LES)] の [支払通貨] オプションで、取引通貨または第 4 通貨によって支払が選択可能かどうかを指定します。

取引通貨で支払を選択するように指定した場合、支払実行または入金実行で選択された通貨を含めたり、除外したりできます。同様に、基本通貨で支払を作成するように選択した場合、支払実行または入金実行で取引通貨を参照する取引を含めたり除外したりできます。

  1. [決済プロファイル (PYP)] の [通貨しきい値] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。
    除く/含む/すべて
    このフラグは、選択した通貨コードを支払に含めるか除くかを指定します。[すべて] を選択すると、すべての取引通貨または第 4 通貨が支払対象と見なされ、通貨や金額範囲の詳細を入力できません。選択した通貨を参照する取引を除外するには、[除く] を選択します。選択した通貨を参照する取引を含めるには、[含む] を選択します。たとえば、実行処理で選択する支払勘定科目からは特定の通貨でのみ支払を行う場合に、実行処理を特定の通貨のみに限定することができます。
    通貨コード 1 - 13
    このタブで、最大 13 個の通貨コードを含めたり除外できます。他通貨を含めたり除外する場合は、[他通貨] タブで入力できます。 [元帳設定 (LES)] で [支払通貨] オプションを選択する場合、選択処理に含める、または選択処理から除外する通貨コードを入力します。ここではハイフンを使用しません。 [元帳設定 (LES)] で [支払通貨] オプションを選択しない場合、支払は基本通貨でのみ行われます。多通貨環境では、 [ビジネスユニット設定] の [値 2 通貨転記ルール] で [入力する場合のみ存在] 設定を選択すると、取引によって、基本通貨値と取引通貨値の両方が含まれる場合や、基本通貨値のみ含まれる場合があります。上記の [含む] 設定を使用している場合に、ここでハイフン (-) を入力して基本通貨値のみの取引を選択できます。ただし、これを行うと、支払実行 (PYR) で支払の通貨コードを上書き変更できません。
    通貨 始め/終り 1 - 13
    このプロファイルで選択する、指定した通貨の金額範囲です。特定の通貨で選択可能な取引の合計額を制限します。これを空欄にして、このルールの基本通貨の金額範囲を指定した場合、この通貨の金額範囲は基本通貨で計算されます。このルールに含まれる最大 13 の通貨について、通貨金額の範囲を指定できます。
    注: [除く] を選択して 1 つまたは複数の通貨コードを指定すると、[通貨コード 始め/終り] 金額フィールドは無視され、これらの通貨の取引はすべて支払実行または入金実行から除外されます。
  3. 変更内容を保存します。