通貨
- [勘定科目表 (COA)] の [通貨] タブをクリックします。
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次の情報を指定します。
- 換算コード制御
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[元帳入力 (LEN)] と [元帳インポート (LIM)] でこの勘定科目に適用する標準の通貨転記制御を選択します。これによってビジネスユニットの対応する設定が上書きされますが、値そのものが定義されていない場合は入力を強制できません。次の 3 つのオプションを使用できます。
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[必須]
ビジネスユニットルールに関係なく、この勘定科目の取引で取引通貨値の入力を強制します。
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[禁止]
ビジネスユニットルールに関係なく、この勘定科目の取引で取引通貨値の入力を禁止します。
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[元帳標準]
取引通貨 (値 2) に設定されているビジネスユニットルールを適用します。
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- 標準通貨コード
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取引通貨値が必要な場合、勘定科目に転記する標準通貨コードを選択できます。このコードは元帳入力 (LEN) で標準の取引通貨コードとして使用され、主に外国通貨の転記が特定の通貨で行われる場合に便利です。入力する前に、通貨コード (CNC) で通貨コードを定義しておく必要があります。
- レポート換算制御
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元帳入力 (LEN) で取引を入力するときに、レポート/第 2 基本通貨金額 (値 3) を計算するのかどうかを定義します。
ここで定義する設定によって、ビジネスユニットのオプションが上書き変更されます。
デフォルト値は、 [ビジネスユニット設定] でレポート転記ルールが定義されていない場合は [いいえ]、定義されている場合は [はい] です。
- 再評価抑制
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勘定科目が為替再評価計算の実行対象として含められる場合に、この勘定科目を [為替再評価計算] から除外するかどうかを定義します。これは一般的に、高度インフレが進んでいる国の固定資産勘定科目や金融資産に使用します。
- 標準第 4 通貨コード
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[ビジネスユニット設定] で第 4 通貨が可変通貨として定義されている場合、このオプションを使用して、取引通貨 (上の [標準通貨コード] フィールド) と同じように第 4 通貨の標準通貨コードを設定できます。この通貨コードは、 [通貨コード (CNC)] で定義されている、銀行通貨として使用できる通貨でなければなりません。
- 標準第 5 通貨コード
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[ビジネスユニット設定] で第 5 通貨を可変通貨として定義している場合、このオプションを使用して第 5 通貨の標準通貨コードを設定できます。
第 5 通貨は代替銀行通貨として使用され、取引で使用できない第 4 通貨コードに代わって置換されます。この通貨コードは、 [通貨コード (CNC)] で定義されている、銀行通貨として使用できる通貨でなければなりません。 [通貨コード (CNC)] で特に指定されていなければ、すべての通貨を銀行通貨として使用できます。
- 値 4/5 無効通貨
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特定の勘定科目で値 4 と値 5 に許可されない通貨を識別するには、このコマンドを使用します。これらの無効通貨の 1 つを第 4 または第 5 通貨コードとして参照する勘定科目に取引が発生すると、これらの取引は拒否されます。
- 変更内容を保存します。