会計年度の設定

[財務カレンダー (FCS)] の [アクション] メニューから [年度] オプションを選択します。

財務カレンダーの [財務カレンダーコード]、[名前]、[説明] が表示されます。財務カレンダーで定義されている [標準言語] の詳細も表示されます。[会計年度] を YYYY の形式で入力して [OK] をクリックします。

前会計年度が存在する場合は、「最終会計年度に基づいて会計年度を作成しますか?」というメッセージが表示されます。[はい] を選択して前年度と同じ設定で年度を作成します。作成した年度は自動的に前年度と同じビジネスユニットに割り当てられます。

  1. 財務カレンダー年度で次の情報を指定します。
    割り当て済ビジネスユニット
    財務カレンダーに割り当てられているビジネスユニット。会計年度がビジネスユニットに割り当てられると表示されます。
    会計年度開始
    会計年度の開始日。前年度 (存在する場合) の [会計年度終了] より後のカレンダー日付でなければなりません。
    会計年度終了
    会計年度の終了日。デフォルトでは、財務カレンダー年度の終了日です。通常は開始日から 12 か月目の末日です。この日付は延長または短縮できます。
    注: [標準会計期方法] が [] の場合は会計期が実際の月と一致するため、財務カレンダーの開始日と終了日が常に [会計期合計数] より優先されます。
    調整数
    調整期間が会計年度の終りに追加されます。
    年度末調整
    年度末調整の期間が必要かどうかを示すフラグを設定します。これは [調整数] で指定する調整期間とともに使用します。会計年度の最後の会計期です。
    会計期合計数
    会計年度の合計期間数。[調整数] と [年度末調整] の調整数も含める必要があります (指定されている場合)。
    注: この [会計期合計数] は [ビジネスユニット設定] の [最大会計期数] にも反映されます。
    取引日の妥当性検査
    取引日を会計期に対して妥当性検査するには、このオプションを選択します。
    標準会計期方法
    リストからオプションを選択します。
    • []
    • [カスタム]
    標準会計期説明タイプ
    リストから説明のタイプを選択します。
    • [月#]
    • [月名]
    • [月名と年度]
    • [カスタム]
    標準会計期が [] の場合には、次の [標準会計期説明タイプ] が使用できます。
    • [月 #] - # は月の番号
    • [月名]
    • [月名と年度]
    注: [標準会計期方法] が [] の場合は [標準会計期説明] を変更できません。

    [標準会計期方法] が [カスタム] の場合は [標準会計期説明] に任意のテキストを入力できます。たとえば、会計期番号を表すテキストの前後に会計期と # を組み合わせたテキストを入力します。

  2. [OK] をクリックして完了します。

    標準会計期方法で [月] を選択した場合は、[開始日] と [終了日]、[調整期間] の数、 [年度末調整期間] の間にカレンダー月 (一部でも) の数が追加され、会計年度で [会計期合計数] が有効かどうかがチェックされます。

    [開始日] と [終了日] (たとえ一部でも実際の月数を取得する)、[調整期間] の数、[年度末調整期間] を考慮して [会計期合計数] が会計年度の定義と一致しない場合は、「入力されている会計期合計数は会計年度開始/終了と年度末調整を反映していません」というメッセージが表示されます。[OK] をクリックして [会計期の最大数] を変更します。

  3. 変更内容を保存します。

完了すると以下の期間が生成されます。

標準会計期方法 [月] - 以下の項目を考慮して会計年度の全期間が作成されます。

  • 実際の会計期間数 (導出される値) = 会計期合計数 - 調整数 - 年度末調整
  • 会計期の開始と終了は、過去の月 (存在する場合) と会計年度の開始日/終了日を考慮して決定されます。また、すべての調整期間は会計年度の [年度末日付] を [開始日] および [終了日] として取得します。

標準会計期方法 [カスタム] - 以下の項目を考慮して会計年度の全期間が作成されます。

  • 実際の会計期間数 (導出される値) = 会計期合計数 - 調整数 - 年度末調整
  • 最初の会計期の [開始日] (年度開始日) と最後の会計期の [終了日] (年度末日付) 以外、会計期は開始日と終了日で括られます。また、すべての調整期間は会計年度の [年度末日付] を [開始日] および [終了日] として取得します。

[会計期説明タイプ] で指定した内容に基づいて会計期ラベルも作成されます。すべての会計期、標準言語での会計期ラベル、開始日と終了日が表示されます。調整会期と [年度調整会計期] は、[年度末日付] と同じ開始日と終了日が表示され、「調整会計期# (# は会計期の番号)」と「年度末調整会計期」のラベルで示されます。実際の会計期の日付が重複する場合は、「重複する日付範囲は許可されません」というメッセージが表示されます。実際の会計期の間にギャップがある場合は、「日付範囲のギャップは許可されません」というメッセージが表示されます。