財務カレンダー

財務カレンダーでは、カレンダー情報を表示し、カレンダーデータと会計年度を簡単に管理することができます。これは、カレンダー情報を複数のビジネスユニットとモジュールでレプリケートする場合に特に便利です。

SunSystems では、ユーザーが取引日と転記会計期を個別に定義して、柔軟に設定することができます。財務カレンダー (FCS) 機能で 1 つまたは複数のビジネスユニットに対して会計年度を定義し、表示することができます。

財務カレンダーレコードで会計年度のパターン、会計年度末、会計年度内の会計期間を定義します。財務カレンダーレコードの設定範囲内で、個別の会計年度を手動または自動で作成できます。履歴機能を使用して、カレンダー管理の監査追跡を行うこともできます。

財務カレンダーと会計年度の情報は、異なるビジネスユニットグループに、SunSystems モジュールごとに定義して保存できます。これにより、ビジネスユニットの各グループで財務カレンダーと会計年度の情報を一元管理できます。たとえば、会計年度と会計期間の変更、会計期間のオープンとクローズを操作することができ、必要に応じてビジネスユニットレベルまたはモジュールレベルで上書き変更できます。ビジネスユニットまたはモジュールごとに 1 つの財務カレンダーの異なるバリエーションを使用できますが、年度末はすべて同じでなければなりません。

財務カレンダーで複数言語によるカレンダー、年度、期間の説明を定義し、レポートと照会で使用できます。

オプションで、財務カレンダーで取引日と転記会計期の妥当性をクロス検証することができ、順序番号やプリマノタなど一部の国での必要条件を確認できます。

カレンダー情報では ION へのパブリケーションがサポートされています。BOD 定義を使用してION に接続している他のシステムと完全に統合することができます。