会計年度のクローズ

年度末の処理が完了して財務諸表を作成した後に、会計年度をクローズする必要があります。これは、オープン期間を管理するためだけでなく、法的要件および監査要件に準拠するために必要な処理です。

会計年度は昇順で順番にクローズする必要があります。

通常は、年度の全期間をまず会計期管理 (FCP) でクローズします。カレンダーを使用しているビジネスユニットがリストされ、それぞれの再早年度が表示されます。

年度は昇順でクローズし、間にギャップが生じないようにします。たとえば、2010 から 2014 の年度がオープンの場合は 2010 年をまずクローズし、さらに 2011 年、2012 年と順にクローズしていきます。

また、ビジネスユニットを選択して前年度を再オープンすることもできます。このオプションは再早オープン年度から過去にさかのぼって機能する、年度での転記に必要な最初の処理です。処理を完了するには、[アクション] > [前の会計期を再オープン] を選択します。

会計年度のクローズ

会計年度をクローズするには、SunSystems [会計年度クローズ (FCY)] を選択して [カレンダーコード] を選択します。

注: 「オープン」のカレンダーのみ選択できます。

ビジネスユニット始め/終りと再早オープン年度始め/終りを入力します。[OK] をクリックします。

ビジネスユニットが [ビジネスユニットコード] 順にリストされ、カレンダーに関係なく、各ビジネスユニットでオープンな再も早い年度が表示されます。

次の列が表示されます。

  • ビジネスユニットコード
  • 説明
  • 最早オープン年度
  • カレンダー
  • オープン会計期
  • 会計年度終了

複数の年度を一度にクローズすることはできません。年度ごとにクローズする必要があります。必要な年度を選択したら、[アクション] > [年度をクローズ]を選択します。「ビジネスユニットの年度 YYYY がクローズされます。続行しますか?」の確認メッセージが表示されます。続行して会計年度をクローズするには [はい] をクリックします。

年度にオープン会計期がある場合は「オープンな会計期がある場合、年度をクローズできません」というメッセージが表示されます。

会計年度の再オープン

会計年度をクローズした後に再オープンする必要がある場合は、 [会計年度クローズ (FCY)] の [アクション] メニューから [前年度を再オープン] オプションを使用できます。

まず、選択されている最早年度より前の年度があるかどうかが SunSystems によって検証されます。存在する場合は、「ビジネスユニットで YYYY がオープンになります。続行しますか?」というメッセージが表示されます。会計年度を再オープンするには [はい] をクリックします。

選択されている最早オープン年度より前の年度がない場合は、「前年度が存在しません」というメッセージが表示され、会計年度は再オープンされません。