資産の通貨ルールを設定する

SunSystems の固定資産モジュールを使用している場合は、ビジネスユニットや元帳を設定する際に、通貨に関してさらに考慮すべき事項があります。1 つの資産に関して管理されている取得価額、償却累計額、帳簿価額、残存価額の 4 つの資産価額はすべて、ビジネスユニットと元帳設定のオプションに応じて 3 つまでの通貨で保存できます。

これら 3 つの通貨値は、資産転記取引ごとに入力できます。すべての 3 つの通貨値は、資産転記取引で固定通貨になります。

  • 基本通貨は、通常はビジネスユニット設定で定義します。
  • 取引通貨は通常は固定通貨ではありませんが、資産の転記では、あらかじめ資産ごとに通貨コードをプリセットしておく必要があり、取引通貨値はすべてこの通貨で入力する必要があります。これは、資産価額がこの通貨で取引値から計算されるため、意味のある値を算出するためには 1 つの通貨を使用する必要があるからです。この通貨は資産レコード (FAS) の [値 2 減価償却] タブの [資産通貨コード] フィールドで定義します。
  • 第 2 基本/レポート通貨が必要な場合は、ビジネスユニット設定で定義します。元帳設定 (LES) で [第 2 基本/レポート通貨での資産] オプションが設定されていると、資産価額はこの通貨で管理されます。