税金 ID 妥当性検査の設定

顧客レコードと仕入先レコードに入力した税金 ID が一意のコードであるかどうかを妥当性検査するように、SunSystems を設定できます。

仕入先 (SUS) または 顧客 (CUS) で税金 ID 妥当性検査を設定している場合は、ユーザーがレコードを保存すると、SunSystems は入力された税金 ID が同じビジネスユニットの他の仕入先または顧客レコードで登録されていないかどうかを確認します。同じコードが既に存在する場合は、重複した税金 ID でレコードを保存するのかを確認するメッセージが表示されます。

顧客レコードと仕入先レコード間での税金 ID チェック

仕入先設定では、仕入先レコードだけでなく、顧客レコードの税金 ID が重複していないかどうかも確認されます。同様に、顧客設定では仕入先のレコードも確認されます。重複した ID が見つかると、「重複税金 ID」 のメッセージを表示する前に、該当するレコードの勘定科目と現在のレコードの勘定科目が同じであるかどうかを確認する追加のチェックが行われます。勘定科目が同じ場合は、メッセージが表示されません。これは、顧客レコードと仕入先レコードが同じ勘定科目を使用する場合は、両方のレコードが同じ会社のものであるため、同じ税金 ID を使用できるからです。たとえば、会社間取引を計上する勘定科目では、同じ会社に対して仕入先レコードと顧客レコードの両方が必要になり、両方のレコードに同じ税金 ID を使用し、勘定科目表の 1 つの勘定科目を共有して使います。

仕入先レコードの税金 ID 妥当性検査を設定する

  1. イベントプロファイル (EVP) を作成します。たとえば SUPPCHECK のコードを使用します。
  2. [詳細] ボタンをクリックして次の条件を作成します。
    コマンド データ項目 演算子 データ項目または値
    IF 機能コード = 仕入先
    IF 呼出ポイント = データ転記前
  3. [終了] を 2 回クリックして [イベントプロファイル] フォームを閉じます。
  4. たとえば、イベントコード SUPPCHECK、ルールコード SUPPTAXID を指定します。
  5. [詳細] ボタンをクリックして次のルールを作成します。
    コマンド 値 1 演算子 値 2 決定列ルールアクション 1
    呼出 SUPPTAXIDCHECK X
  6. [終了] を 2 回クリックして [ルールセット] フォームを閉じます。

顧客レコードの税金 ID 妥当性検査を設定する

  1. イベントプロファイル (EVP) を作成します。たとえば CUSTCHECK のコードを使用します。
  2. [詳細] ボタンをクリックして次の条件を作成します。
    コマンド データ項目 演算子 データ項目または値
    IF 機能コード = 顧客
    IF 呼出ポイント = データ転記前
  3. [終了] を 2 回クリックして [イベントプロファイル] フォームを閉じます。
  4. ルールセット (RST) を作成します。たとえば、イベントコード CUSTCHECK、ルールコード CUSTTAXID を指定します。
  5. [詳細] ボタンをクリックして次のルールを作成します。
    コマンド 値 1 演算子 値 2 決定列ルールアクション 1
    呼出 CUSTTAXIDCHECK X
  6. [終了] を 2 回クリックして [ルールセット] フォームを閉じます。