元帳入力の概要

[元帳入力 (LEN)] は、取引を財務元帳に入力し、転記するための主要なオンライン機能です。元帳入力は、単純な取引から極めて複雑な取引まで、多様な取引を最適な書式で入力できる強力かつ柔軟性に富んだ機能です。

SunSystems には、異なるバージョンの [元帳入力] フォームを生成できる [フォームデザイナ] など、さまざまな取引要件に対応する強力な機能があります。また、作成した [元帳入力] フォームを、SunSystems メニューから個別のメニューコマンドとして定義することができます。

[元帳入力 (LEN)] では、該当する仕訳タイプを選択することによって、さまざまなタイプの仕訳を入力できます。現在表示されているものとは異なるフォームレイアウトを使用する仕訳タイプを選択すると、 [元帳入力] フォームの外観が変わります。

元帳取引の入力を支援するための、さまざまな機能があります。たとえば、仕訳プリセットによって標準のフィールド値や仕訳行の概要を表示し、ユーザーが正しい情報を入力するようにできます。

どのステージでも、入力済みの取引を現在の仕訳に表示できます。メニューオプションを使用して、各通貨で入力された取引合計を、会計期別または取引参照別に表示することもできます。

元帳で許可機能が有効にされていると、一部のタイプの仕訳で許可が必要になる場合があります。このような仕訳は、貸借金額が一致した後も許可されるまで自動的に保留され、許可されると自動的に転記されます。

取引は、 [元帳設定 (LES)] またはオペレータグループ設定で制限が適用されていなければ、どの会計期または日付にも転記できます。

[元帳入力] では、 [オンライン消込み] を使用して取引を照合することもできます。

取引の分析

各取引について、最大 10 個の分析コード詳細を入力できます。各取引に必要な分析コードは、仕訳タイプと元帳勘定科目によって異なります。標準の分析コードは、仕訳プリセットで設定できます。

正しいコードを入力する

[元帳入力] では、勘定科目コード、資産コード、分析コードなど、さまざまなコードの入力を求められます。これらのコードはどれも、仕訳タイプごとにプリセットされます。

プリセットされていない場合は、正しいコードの選択を求める SunSystems 機能があります。

  • すべての参照フィールドに [照会] ボタンがあります。このボタンを使用して、使用j可能なコードを表示し、必要なコードを検索し選択できます。
  • また、ナビゲーションオプションを使用して既存のコードをスクロールし、必要なコードを検索することもできます。

仕訳合計と残高

仕訳を入力すると、借方/貸方合計と差額が画面右上に表示されます。バッチは、各会計期の貸借取引が一致している場合にのみ転記できます。

[元帳入力] では、現在の取引に入力された勘定科目の残高も表示できます。表示される勘定科目残高では、未転記の取引は除外されますが、現在の仕訳の前の行に入力された借方または貸方は含まれます。

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