取引照合の使用
[取引照合 (TRM)] を使用すると、勘定科目取引の消込みと照合を一度に行ったり、消込みと照合処理を自動化したりできます。照合処理に関して、次の 2 つのルールを定義することができます。
- 選択基準 - 照合対象になる取引を識別する
- 照合基準 - 取引を一度に消込みするために、条件と一致していなければならないフィールド
消込みを自動的に転記することも、転記しないでレポートだけを生成することもできます。また、次の取引を選択してレポートすることもできます。
- 選択基準に一致する未照合取引
- すべての未照合取引、未照合借方、未照合貸方
- すべての未照合取引
[取引照合] 中に消込まれた取引には、勘定科目特定の消込み参照が割り当てられます。
結果として発生する割引と差損/差益取引は、 [取引照合] 処理の一部として元帳に転記されます。また、 [ビジネスルール] を使用することにより、取引照合で生成された取引に分析コードを設定したり、分析コードの妥当性を検査したりできます。これを行うには、[取引照合] の [機能コード] をチェックするイベントプロファイルを [イベントプロファイル (EVP)] で作成し、[00015 挿入] または [00016 システム生成取引の分析を検証] の [呼出ポイント] を定義します。