日計表の設定

日計表設定 (DYB) を使用して、日計表の作成方法を指定できます。取引の印刷順序を制御したり、指定した仕訳タイプまたは勘定科目の取引を除外したり、日計表にページ番号を割り当てたりする方法を指定できます。

日計表順序番号を取引に適用する場合は、新しい順序番号をいつ割り当てるかを指定できます。この機能の使用方法の詳細については、「日計表順序番号の割り当て」を参照してください。

注:  日計表順序番号を割り当てたり、仮転記を正式転記に設定するには、[確定指示] オプションを [はい] に設定する必要があります。

日計表レポートの生成には、日計表 (DYL) を使用します。

  1. 次の情報を指定します。
    日計表順序コード
    取引とレポートを並べ替える順序番号コード。日計順序番号が必要な場合は、 [元帳順序設定 (LEQ)] で指定した [順序番号コード] を使用する必要があります。「日計表順序番号の割り当て」を参照してください。

    日計順序番号が不要な場合は、デフォルトのハイフン「-」に設定します。

    当会計年度 始め
    現在の会計年度の開始日。 [日計表] に入力された [取引日] の範囲が現在の年度内であることを確認したり、累計値を計算するために使用します。
    前年度調整仕訳タイプ
    前年度の調整仕訳を識別する仕訳タイプ。これは、レポートパラメータとして [日計表] に渡されます。SunSystems のレポート作成ツールを使用すると、この情報を使用して取引の並べ替えや小計などを行う、独自の [日計表] を生成できます。
    採番基準
    取引を並べ替え、レポートで印刷する順序を指定します。あらかじめ定義されている並べ替えオプションを使用できます。これによって順序番号を制御するために使用できるフィールドが決まるため、日計順序番号を割り当てる場合に重要です。
    採番方法
    日計表順序番号をいつ変更するかを決める基準となる取引フィールドを指定します。一覧に表示される取引は [採番基準] オプションに基づいて並べ替えられ、ここで [採番方法] に選択したフィールドの値が変更すると、次の順序番号が割り当てられます。

    日計表順序番号を割り当てない場合は、[番号なし] オプションを選択します。

    日計表順序番号を適用する場合の採番方法は、[採番基準] の選択内容によって決まります。採番方法は、[採番基準] の並べ替え順序で指定したフィールドのいずれかである必要があります。たとえば、[取引日] と [仕訳番号] で取引に番号を付ける場合、採番方法として選択できるのは [取引日] または [仕訳番号] です。[取引参照] を採番方法として選択することはできません。

    日計表順序番号は、一覧に表示される各取引に割り当てられます。採番方法を変更すると、次の日計表順序番号が取引に割り当てられます。取引は、印刷する順序で表示されます。このように、取引の並べ替え順序が、割り当てられる順序番号に影響を与えます。たとえば、採番基準を [取引日/仕訳番号/取引参照] に設定し、採番方法 を [取引参照] にする場合に、同じ取引参照が 2 つの仕訳に使われていると、それぞれに異なる番号が割り当てられます。

    最終処理日
    確定日計表で取引が印刷された最後の日付です。日計表を生成する前に、ここで最初の日付を入力しておく必要があります。一度ここに入力した日付は、修正しないでください。[確定指示] オプションが [はい] に設定され日計表が生成されるたびに、この日付は自動的に更新されます。
    元帳 [オープン日付始め] 更新
    日計表の確定指示が生成されたときに、 [元帳設定 (LES)] の [処理可能日付] フィールドと [元帳順序設定 (LEQ)] の登録日を更新するかどうかを指定します。
    差額メッセージ抑制
    差額メッセージを抑制します。
    除外仕訳タイプ 始め/終り
    日計表から除外する仕訳タイプまたは仕訳タイプ範囲。多くの国の法規定で、日計表に含める項目と除外する項目が定められています。
    除外勘定科目 始め/終り
    日計表レポートから除外する勘定科目または勘定科目範囲。多くの国の法規定で、日計表に含める項目と除外する項目が定められています。
  2. 変更内容を保存します。