インターフェイスによる仕訳転記
SunSystems 受発注モジュールでは、仕訳を生成して、オンラインまたはバッチの方法で SunSystems 財務モジュールに転記できます。オンライン転記の場合は、該当するタイプの取引が受発注処理モジュールで入力または生成されて選択された処理ステージに達すると、仕訳取引が生成され、財務モジュールに転記されます。
それぞれの受発注処理モジュールに対して、標準の仕訳インターフェイス方法が選択されます。たとえば、売上モジュールから転送する場合はオンライン転記、在庫モジュールから転送する場合はバッチ転記を選択できます。
また、元帳インターフェイス (LIS) を使用して、それぞれの元帳のインターフェイス定義を設定できます。オンラインまたはバッチのいずれかを選択するか、または受発注処理モジュールの標準のオプションを使用するように選択できます。
仕訳をバッチまたはオンラインで転記する
受発注処理インターフェイスの仕訳は、該当する受発注処理の取引が正常に処理ステージを完了すると、作成されます。たとえば、オーダー確認でインターフェイスが必要な場合は、確認されたオーダーを保存した時点で取引の仕訳が作成されます。元帳インターフェイス設定で定義されているルールに基づいて仕訳が作成されます。
仕訳が作成されると、元帳インポート (LIM) を使用して、オンラインまたはバッチで仕訳を転記します。バッチ転記とオンライン転記の主な違いは、転記のタイミングです。
オンライン転記を使用すると、仕訳はただちに元帳インポートに渡され、元帳インポートで処理されます。このため、受発注処理取引の処理ステージが完了すると、仕訳が作成されて転記され、確認のメッセージが表示されます。仕訳転記が完了するまで次の取引の処理を開始できません。
バッチ転記を使用すると、転記詳細が生成され保存されます。転記を仕訳にまとめ、元帳インターフェイス転記コントロールデスクを使用して、別の処理として手動で元帳インポートに仕訳を渡す必要があります。