仕入業務設定 (PBS) - 仕入承認
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次の情報を指定します。
- 承認照合
- 必要な場合に、このフィールドで承認照合のタイプを指定します。つまり、どの承認を実行するのかを指定します。[承認不使用]、[オーダーおよび請求書承認使用]、[オーダー承認使用]、[請求書承認使用] のオプションがあります。承認を実行するステージは、仕入タイプのステージ定義の一部として指定します。
承認照合を適用する場合、承認パスや仕入取引行に変更が生じた場合の処理方法について詳細を設定します。
- パス変更の場合は再承認
- 行の承認前または承認後に購買依頼、発注オーダー、または発注請求書行が変更された場合にどのように承認処理を行うかを指定します。
- 承認前: 修正された購買依頼、発注オーダー、または発注請求書行が [承認テーブル] の他の承認行の基準を満たしている場合は、行入力時の元の承認セットが削除され、新規の承認が追加されます。
- 承認後: 商品コード、値ラベル、勘定科目コード、通貨コード、在庫場所、仕入担当者コード、納品先住所など、購買依頼、発注オーダー、または発注請求書行詳細の重要な情報に変更が生じた場合は、システムによってこの設定が参照されます。仕入先期日、仕入先最終期日など、購買依頼、発注オーダー、発注請求書行詳細のあまり重要でない箇所を変更した場合は、確認なしで変更が許可されます。
- このフィールドが確認され、行の再承認が必要な場合は、行の状況が [未承認] にリセットされ、元の承認がリセットされます。行の状況が [未承認] に設定され、元の承認が再設定されます。 変更内容が承認テーブルの他の詳細行の基準を満たしている場合、元の承認が削除され、新規の承認が追加されます。
- チェックボックスがオフに設定されている場合、行の変更は許可されません。
- このフィールドは、仕入業務設定フォームと仕入タイプ設定フォームの両方に表示されます。いずれかのフォームで設定している場合、再承認機能が適用されます。ビジネスユニット全体で設定するには、仕入業務設定フォームで設定してください。ビジネスユニット全体に設定しないで個別の取引タイプに適用するには、仕入タイプ設定フォームで設定してください。
注: [パス変更の場合は再承認] チェックボックスがオンに設定されていて、一部またはすべての承認者によって行が既に承認されている場合、これらの承認は削除されます。行の状況が [未承認] に再設定され、この行の再承認が必要になります。
- 許容差超過再承認
- このチェックボックスをオンにすると、変更が生じた場合やオーダー値が変更された場合に、すべての承認者による再承認が必要になります。これによって承認スタンプレコードが修正されます。このチェックボックスをオフにすると、行入力時の元の承認は変更されません。
- このフィールドは、仕入業務設定フォームと仕入タイプ設定フォームの両方に表示されます。いずれかのフォームで設定している場合、再承認機能が適用されます。ビジネスユニット全体で設定するには、仕入業務設定フォームで設定してください。ビジネスユニット全体に設定しないで個別の取引タイプに適用するには、仕入タイプ設定フォームで設定してください。
- 修正できる値は、許容差パーセンテージとして設定されます。これは、承認で使用される値ラベルのパーセンテージです。つまり、承認テーブルで識別される値ラベルです。
- たとえば、許容差パーセンテージが 5% に設定されていて、仕入業務設定または仕入取引タイプで [許容差超過再承認] が設定されている場合を想定します。仕入取引タイプで承認テーブルを設定し、正味値ラベルを使用して承認パスを決定します。正味金額 100 GBP のオーダーまたは請求書行が入力されたとします。行が承認され、正味金額が 95 - 105 GBP の範囲内である場合、再承認は必要ありません。この行が変更され、正味金額が 95 - 105 GBP の許容差を超える場合、行の再承認が必要になります。
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注: [パス変更の場合は再承認] が [はい] に設定されていて、一部の承認者によって行が既に承認されている場合、これらの承認は削除されます。承認スタンプのレコードが削除され、新しい承認パスで再作成されます。
- 許容差率
- 取引が承認超過値としてマークされる前に、承認金額に適用される許容差のパーセンテージ。これは [許容差超過再承認] フィールドがオンに設定されている場合にのみ使用されます。
- オペレータ複数承認
- オペレータが複数のデータアクセスグループのメンバーである場合、このチェックボックスをオンに設定すると、購買依頼、発注オーダー、または発注請求書行の各レベルでの承認が可能になります。
- たとえば承認テーブル詳細行には次の項目が含まれます。
- 上限: 999,999,999
- 承認者 1 DAG - DAG X
- 承認者 2 DAG - DAG Y
- 承認者 3 DAG - DAG Z
- 承認オペレータがデータアクセスグループ X とデータアクセスグループ Y の両方のメンバーである場合、このオペレータは X と Y の両方のデータアクセスグループを代表して承認を行うことができます。 ただし、各データアクセスグループについて 1 度ずつ、つまり 2 度承認を行う必要があります。
- 変更内容を保存します。
親トピック: 仕入業務設定の定義