プリマノタ (仮帳簿) からの転記

仮取引が正確なことが十分確認できたら、正式転記として転記します。正式転記を行うのは、法定レポートの作成準備が整ったときなどです。正式転記は、次の機能のいずれかを使用して実行できます。

  • 日計表 (DYL)
  • 税金レポート (TXR)

[元帳設定 (LES)] の [仮転記] 設定を [必須] に設定している場合、仮取引を正式取引として転記する際に使用できる機能はこの 2 つの機能だけです。

日計表の実行

すべての入力内容が正確だという確信が持てないうちは、[確定指示] フィールドを [いいえ] に設定した状態で [日計表 (DYL)] を使用してください。

注: 日計表で順序番号を使用している場合は、確定日計表を作成するときにのみ順序番号が割り当てられます。

[確定指示] フィールドを [はい] に設定して [日計表 (DYL)] を実行すると、仮転記が正式転記に変更されます。生成される日計表番号は、 [元帳設定 (LES)] で指定されている [日計表要素] に書き込まれます。

税金レポートの実行

年間の日計表を作成する場合を除いては、イタリアで仮転記を正式転記にする目的で税金レポート (TXR) を使用しないことをお勧めします。

この機能を使用して仮転記を正式転記に設定する場合は、実行時の [最終印刷] フィールドを [はい] に設定する必要があります。それ以外の場合は、[最終印刷] フィールドを [いいえ] に設定します。