各種権限 - 発注オーダー

オペレータグループに対して仕入取引の入力会計期または入力日を制限するには、次のフィールドを使用して特定の会計期範囲または日付範囲を定義します。取引は、定義した範囲内でのみ入力できるようになります。これらの範囲はオープン範囲と呼ばれます。

制限を設定しない場合は、各フィールドを空欄にしてください。

注: 次のフィールドによって、仕入業務設定 (PBS) でプリセットされているフィールドが上書き変更されます。
  1. 次の情報を指定します。
    仕入オープン日付 始め
    範囲の最初の日付を指定します。
    仕入オープン日付 終り
    範囲の最後の日付を指定します。
    仕入オープン会計期 始め
    範囲の最初の会計期を指定します。
    仕入オープン会計期 終り
    範囲の最後の会計期を指定します。

    設定後も管理が必要な上記の特定の日付や会計期を定義する代わりに、現在の日付または会計期に対する相対的なオープン範囲をシステムに計算させることができます。この場合、次のフィールドに正または負の数を入力します。たとえば、[オープン会計期 始め] フィールドに [-3] を入力し、[オープン相対会計期 終り] フィールドに [+3] を入力すると、オープン範囲は、現在の会計期の 3 期前から現在の会計期の 3 期後までの範囲として計算されます。

    仕入オープン相対日付 始め
    範囲の最初の日付を計算するために使用します。
    仕入オープン相対日付 終り
    範囲の最後の日付を計算するために使用します。
    仕入オープン相対会計期 始め
    範囲の最初の会計期を計算するために使用します。
    仕入オープン相対会計期 終り
    範囲の最後の会計期を計算するために使用します。
    最大発注オーダー額
    オペレータグループのメンバーが仕入先に発注できる最大仕入額を入力します。

    次の各フィールドは、発注請求書照合で使用します。フィールドを使用して、発注請求書照合機能で使用する許容範囲を定義できます。つまり、フィールドに入力された数値は、正数と負数のどちらの場合も、選択された取引行の金額に対して適用されます。金額許容率と許容値が適用される値ラベルは、仕入タイプの [照合値] フィールドで定義します。数量許容率は、数量として定義した値ラベルに適用されます。

    フィールドのオプションは次のとおりです。

    • [空欄] - 許容差は適用されません。
    • [0] - ゼロ許容差が適用されます。つまり、完全に一致する値だけが許可されます。
    • [0] 以外の数値。許容範囲に使用される数値です。たとえば [10] に設定します。
    発注請求書照合許容数量 %
    オーダーと請求書を照合するときに、商品の数量に対して適用される許容率。たとえば、照合数量許容率が 10% で数量が 100 の発注オーダーは、合計数量が 90 - 110 の 1 つの請求書または複数の請求書の組み合わせに対して照合できます。これは、複数のオーダーと 1 つの請求書を照合するときにも適用されます。
    発注請求書照合許容値 %
    オーダーと請求書を照合するときに、金額に対して適用される許容率。たとえば、照合金額許容率が 10% で金額が 100 GBP の発注オーダーは、合計金額が 90 GBP から 110 GBP の 1 つの請求書または複数の請求書の組み合わせに対して照合できます。これは、複数のオーダーと 1 つの請求書を照合するときにも適用されます。
    発注請求書照合許容値
    オーダーと請求書を照合するときに、金額に対して適用される許容金額。これは、請求書とオーダー金額の最大許容差額です。この許容金額によって、数量許容率や金額許容率が上書き変更されます。
    荷揚費用
    貨物輸送料や保険料などの荷揚費用は、組織の直接費用として計上し、商品行に割り当てるか、またはユーザーが処理方法を決めるまで保留にすることができます。

    ただし、ユーザーに費用計上処理または保留処理を許可したくない場合も考えられます。次のフィールドでは、計上金額または保留金額がゼロを超える場合に、オペレータグループのユーザーが発注オーダー入力、発注請求書入力、在庫移動オーダー入力処理で荷揚費用処理を終了しようとした際の処理方法を設定します。

    荷揚費用費用金額許可
    • [設定なし]

      このオプションを選択すると、費用ルール設定の設定が使用されます。

    • [許可]

      費用計上処理をユーザーに許可します。

    • [警告]

      警告メッセージが表示されますが、ユーザーは継続して費用を処理できます。

    • [警告およびブロック]

      警告メッセージが表示され、ユーザーは費用を処理できません

    荷揚費用保留金額許可
    • [設定なし]

      このオプションを選択すると、費用ルール設定の設定が使用されます。

    • [許可]

      保留処理をユーザーに許可します。

    • [警告]

      警告メッセージが表示されますが、ユーザーは継続して金額を保留できます。

    • [警告およびブロック]

      警告メッセージが表示され、ユーザーは金額を保留できません。

  2. 変更内容を保存します。