決済書類参照番号を割り当てる

SunSystems では、オプションで一意の取引参照を生成して、作成される各決済書類に割り当てることができます。この取引参照は支払取引で更新され、監査制御に役立てることができます。

この機能は、たとえば小切手番号が既に印刷されている用紙に小切手を印刷するなど、あらかじめ番号が付けられている用紙に書類を印刷する場合に便利です。これにより、システムで正しい番号を支払取引に確実に割り当てることができます。

決済書類取引参照番号は、 [書類書式 (DFS)] で書類書式に取引参照書式が指定されると生成されます。

取引参照書式は [取引参照 (TRS)] で定義します。これによって参照番号の書式と生成方法が決まります。

参照番号は、たとえば小切手番号のように、通し番号として自動的に生成されます。または、定数値をプリセットすることもできます。

通し番号が必要な場合は、 [番号ストリーム (NSS)] で詳細を定義および制御します。

参照番号を設定する

取引参照を決済書類に割り当てる場合は、 [番号ストリーム (NSS)] を使用して、次に使用される番号を表示して設定できます。

たとえば、小切手番号が事前に印刷されている紙に小切手を印刷する場合は、[次の順序番号] を設定して、支払実行に使用される小切手用紙に最初の小切手番号を指定する必要があります。

[書類書式 (DFS)] で [次番号上書き] オプションが設定されている場合は、決済書類を印刷する前に、実行時にユーザーが次の順序番号を設定できます。

注:  テストページを印刷する場合、小切手がテスト印刷により無効にされるとしても、使用可能な最初の小切手番号を入力する必要があります。

取引参照を更新する

決済書類に割り当てられる取引参照番号は、 [支払実行] または [入金実行] によって生成および転記される支払取引の取引参照として保存できます。「支払実行で生成される転記」を参照してください。

これを制御するには、決済書類に関して [書類書式 (DFS)] の [書類書式詳細更新] フィールドを [取引参照を更新] に設定します。