DateSerial

構文

「December 31, 1991」のように日付を指定するには、DateSerial の各パラメータに対する値の範囲が、その単位で許容される範囲内でなければなりません。つまり、日付では [1] から [31]、月では [1] から [12] の範囲です。また、各パラメータに対して相対日付を指定することもできます。特定の日付の前後の日数、月数、年数を表す数式を使用します。

例: DateSerial(1990-10, 8-2, 1-1) は [31/05/1980] を返します。

この例では、日付の絶対値ではなく数式を使用しています。1990 年から 10 年前 (1990-10)、8 月から 2 か月前 (8-2)、最初の日から 1 日前 (1-1) として日付が返されます。結果として DateSerial は [May31,1980] を返します。

年度パラメータでは [0] から [99] の値は 1900 から 1999 として解釈されます。その他の年度では完全な 4 桁の年度を使用します (例: [1800])。

パラメータの許容範囲を超える値がある場合は、次の大きい値にインクリメントされます。たとえば、[35] 日は、年度のどの時点で適用されるかに応じて「1 か月と何日」と解釈されます。

いずれかのパラメータが [-32,768] から [32,767] の範囲外であるとエラーが発生します。また、3 つのパラメータで指定される日付 (直接指定する場合または数式で指定する場合) が日付の許可範囲外であるとエラーが発生します。

例

次の例では [03/02/2016] が返されます。

次の例では [01/03/2016] が返されます。

次の例では [31/01/2016] が返されます。

この関数によって返される日付の書式はシステムのロケールに基づきます。