タイルフォームについて

基本的に、タイルは限定された機能を持つ埋め込み可能なフォームです。タイルフォームはスタンドアロンフォームとしてアクセスおよび表示されるようには意図されていません。別の「ホスト」フォームのコンテナ内に表示される必要があります。各タイルフォームに表示される情報は、ホストフォームにバインドされている IDO コレクションの単一レコードから取得されます。

タイルを使用することで、主な情報を簡潔に表示できます。また、クリックすると別のフォームに移動するなど、タイルにはユーザインタラクションのオプションもあります。

タイルフォームは、グリッドと Infocon という 2 つのタイプのコンテナコンポーネント内に表示することができます。詳細は「タイルをフォームに追加するには」を参照してください。

フォームに複数のタイルが表示される場合、複数の UI コントロールを管理し、これを適切な行にバインドするのはコンテナのドメインになります。

注: 

同じタイルフォームを複数のホストフォームで使用しても問題ありません。また、複数のタイルフォームを単一のホストフォームで使用しても問題ありません。

タイルでは、現在の行はテーマで指定された背景色で示されます。または、グリッドの現在の行の色と同じ色が使用されます。現在の行の状況アイコン(新規、変更済、エラー、削除対象としてマーク)は、左上にタイルに重なって表示されます。これは、グリッドの行の場合と同様です。

タイルフォームは、以下のように他のタイプのフォームと比べて非常に制限されています。

  • 処理される唯一のフォームイベントは、コンポーネントの主要イベント(クリック)です。
  • フォームスクリプトを実行することはできません。
  • フォーム変数は存在しません。
  • フィルタは行えません。
  • 新しい [処理] メニューまたはツールバーボタンを追加することはできません。
  • タイルは単一のコレクションにのみバインドできます。
  • タイルのデータは読み取り専用です。
  • タイルでは、以下のコンポーネントタイプのみが許可されています。
    • スタティック(画像やテキストを表示できます)
    • 編集
    • 複数行編集
    • ボタン(オプションの画像も表示できます)
    • ハイパーリンク
    • チェックボックス
    • コンボと日付コンボ(読み取り専用)
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