タイルフォームの使用

タイルフォームはスタンドアロンとして表示されるようには意図されていません。これらは常に、グリッドまたは infocon コンポーネントのいずれかに含まれている「ホストフォーム」に組み込まれます。

グリッドのタイルフォーム

マルチビューフォームのグリッドビュー(通常は左ペイン)をグリッド形式ではなく、タイル形式で表示するには、適切なタイルフォームを定義し、マルチビューフォームで表示する必要があります。

例えば、以下のようにタイルフォームをデザインできます。

このタイルフォームには、コンパクトで簡単にアクセスできる形式の各レコードについての主要情報が含まれます。

すると、タイルフォームは、マルチビューフォームの左ペインで表示されます。その結果、フォームは以下のように表示されます。

マルチビューフォームの通常グリッドビューと同様に、選択したレコードの詳細は、この場合では選択したタイルが詳細ビューで表示されます。  

Infocon のタイルフォーム

タイルフォームは、infocon という特殊コンテナコンポーネントに表示することができます。Infocon は、フォームのどこへでも配置できます。「プルアウト型」メカニズムを使用してタイルフォームを表示します。「プルアウト」出ない場合は、破損していることが考えられます。破損した状況では、以下のように、1 つのタイルのみが表示されます。

注:  特定の設定下では、タイルフォーム全体が表示されず、差選択したレコードの最初に表示されたフィールドのテキスト値のみが表示されます。

その他の表示領域を「プルアウト」するには、infocon の右上隅のドロップダウン矢印をクリックします。Infocon が「プルアウト」である場合は、拡張され、「ポップアップのような」パネルでその他のタイルが表示されます。結果は、以下のようになります。

上部の青いボックスの infocon ヘッダは、IDO コレクションから選択したレコードを表示しています。選択したレコードは、ドロップダウンリストでも強調表示されます。

もちろん、これと全く同じように表示されるわけではありません。これは、展開した表示領域でレコードを選択するとすぐに、これを選択し、「ポップアップ」パネルがすぐに閉じて、表示されるものが、ヘッダの選択したレコードのみとなるためです。

Infocon は、さまざまな方法でタイルフォームを表示するように構成できます。例えば、1 つのレイアウトは以前の例のような「リニア」レイアウトです。この場合、[タイル方向] プロパティが [ダウン]にセットされ、デフォルトの値([0])が、[行のリスト] および [列のリスト] プロパティに使用されます。

別の例では、[タイル方向] プロパティが再び [ダウン] に設定されています。ただし、[列のリスト] プロパティが [4] に設定されています。これは、インフォコンが、利用できるすべてのタイル 4 つを表示することを意味しています。空白が許可されていれば、さらに下へと展開します。

また、ヘッダが選択したタイルを示していることに気が付きます。これは、展開表示領域でも強調表示されています。ただし、おそらくこのタイプの表示を見ることはあまりないでしょう。これは、タイルを選択するとすぐに、展開表示領域が閉じてしまうためです。

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